チンゲン菜で作るおいしい餃子とプロジェクトマネジメントの関係

数十年振りの大雪で、千歳行きが欠航になってしまったよ~。そんな訳で、家に帰って餃子を作った記録です。ちなみに、道民としては千歳空港が大雪になるのだから、今年は特別どう仕方がないよね、な気分ですね。あそこは、雪が少ないので空港になっているので、例年、札幌が雪で埋まっていても千歳空港は大丈夫なのです。ちなみに、道民なので当然のごとくAIRDO を使いますよ。

さて、以前(と言っても7年前ですね)、PMBOKとCCPMのおいしい関係(仮) | Moonmile Solutions Blog というのを .NET ラボ勉強会で発表しました。CCPM 系のプロジェクトマネジメントも個人的には10年以上やっていますが、実際のプロジェクトでは試したことはありません(部分的にはあるけど)。その第一の理由に、WBS/PERT図/ガントチャート を同時に操れるツールが無く、また10年前にはその技術的な手段がなかったことがあげられます。去年の正月にひな形として、XAML + Xamarin + タブレットの組み合わせ少し作ってみたのですが、もう一度挑戦してみようとしているところです。まあ、ツールは「かなづち」でしかないので、中身のほうが本質的なんですけどね。本質的なほうは、年明けから書籍として書き始める予定です。

ソフトウェア開発と料理は似ている

2016-12-22 – 散財日記2008 ここに、ちょっとだけ言及してあったので賛同しておきましょう。プログラマやプロジェクトマネージャは「料理」をしてみると良いです。レシピ≒仕様的なものもあり、2,3品目を同時に作る≒タスクの同時並行なところも一緒です。ところどころで臨機応変なところとか(フライパンの状態をみたり、焼き加減をポーリングしたり)、下ごしらえをして準備をしておくところ(下味とか、中華料理の場合は材料を切っておくのが重要とか)も同じです。まあ、PMBOK に従って料理を作ってみるのもありでしょう。

まあ、学ぶところは多いのでプログラマ、プロジェクトマネージャな方は料理をやってみるとよいです。料理本のレシピの書き方とか(クックパッドでもいいけど)が参考になりますよ。

巨大チンゲン菜で餃子を作ろう

おらの畑で採れたチンゲン菜を使いましょう。買うときは、ひとたま全部使うとよいです。年末は、葉ものが高くなっているので、まあ、安くなったら作るということで。

2つ使おうと思って採ってきたのですが、さすがに多いのでひとつだけ使いました。重さは、まあ大体で大丈夫。白菜とかキャベツでも同じですが、茹でると小さくなるので。

鍋に入れて、1分間だけ茹でます。

ざるに開けて、荒熱を取ります。結構縮みましたね。

みじん切りに刻んでいきます。面倒なので、本当のみじん切りじゃなくて細切れぐらいになってますが、これで大丈夫です。

ほら、こんなに小さくなりました。

豚と牛のあいびき200グラムと混ぜます。これで40個分ができます。豚だけで作るとちょっと脂っこい感じの餃子になり、牛肉だけだとハンバーグっぽいニクニクしい餃子になります。作るときの好みで分けてください。量は、200~250グラムぐらいで大丈夫。

薬味のために、すりおろしの生姜を入れます。これも、好みで生姜のみじん切りとか、擦った後に汁だけ入れるとか、ニンニクを使うとかでもいいでしょう。肉の臭みが取れます。

ボールに入れて、最初は手で混ぜて後はヘラで混ぜています。手がべたべたになるので、手袋をしたりしますが、面倒なので4,5回だけ手を使ったほうがいいです。その後はヘラで十分。

調味料は、塩をひとつまみ、酒・醤油・ごま油を大匙1、入れています。ごま油を入れるとぐっと中華料理っぽくなるのでおすすめです。胡椒を入れるとちょっと洋風になります。

平たいバレットに移します。そのままスプーンですくってもいいのですが(お店の人はそれで作りますよね)、家だと餡が余っても困るので40等分できるように平たくします。ちなみに、余った分を単に焼いても美味しくないので、清く捨てています。

さて、40個を一人で包みます。ひとりで40個というのはなかなかの苦行なので、ビールを飲み飲みやると効果的です。餃子の皮は、大判のものを使います。ふつうの大きさだと餡が大きくなって包みにくい=時間が掛かる、ので嫌になるので、大判の皮を買ってちょっと少な目に餡を入れるのがコツです。

40個できたのが、この状態です。多少はみでてしまっても、少し口が開いていても大丈夫です。焼いても水餃子にして茹でても、餡が固まるので、見かけは関係なくおいしく食べられます。

ホットプレートに少し油をひいて、40個一気に並べます。油をひくのは少し焦げ目をつけたいのと、底の部分だけ最初に焼いてはがれやすくします。

200度で1,2分焼くと、こんな風に少し焼けた感じになります。こうすると、水を入れてもはがれやすくなるのです。

本当はお湯を入れるのがいいのですが、水でも大丈夫です。40個の餃子で150cc弱入れると、うまく水を吸ってくれます。多いとべたっとした感じになるし、少ないと皮が水分を含んでなくてぱりぱりすぎる感じになります。ここは何回かの試行錯誤が必要ですね。

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水/湯を入れたら蓋を閉めて、むらし状態にします。餃子の王将と同じ製法です。

何回か開けて確かめてみて、こんな風に中身が透けて、水が程よくなくなったら蓋をあけます。最後の水分は、こうやって外に飛ばすようにします。こうすると、うまく底の部分が焼けます。

ホットプレートで金属のフライ返しはダメなんですが(フッ素加工が取れてしまうので)、まあ、フライ返しを使うのが楽です(このホットプレート自体も10年ものだし)。耐熱プラスチックのフライ返しを使ってもいいですよ。

焼いている底を見せるようにすると、美味く見えるのですが、自分用だし面倒なのでガンガン取り出してしまいます。

たれは、酢と辣油だけで ok です(醤油は入れていません)。S&B の辣油が辛くておいしいです。子供には、たれをつけずにそのままでも美味しい。家なので、七味を入れるとか、ポン酢を使うとか色々できます。

そんな訳で、白飯を温めて、ビールをもう一缶開けて戴きます。日本人だから、餃子には白いご飯が必要ですよね。by 孤独のグルメ

チンゲン菜の餃子レシピは、仕事で一緒した中国の方に教えてもらったものです。キャベツと違って臭くならないし、白菜よりも水分を含んでくれます。水餃子にしても美味しいので、ぜひお試しあれ。

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