和風ペンタとブルーノートの比較の続き

和風ペンタトニックとブルーノートは酷似している | Moonmile Solutions Blog
http://www.moonmile.net/blog/archives/7893

の続き。タブ譜だけでは分かりづらいので、実際に弾いてみます。ブルーノートを弾いていてもちょっと和風ペンタっぽくなるのは私が日本人だから、ってことで勘弁してもらって、実際弾いてみるこんな感じになる。

和風ペンタとブルーノートの比較

ヨナ抜き(ファとシ)を覚えると大抵の童謡/民謡がこの音に乗っているのが分かる。ただし、完全に乗っているわけではなくてちょいちょいアクセントをつけるのがミソなんだけど、基本はヨナ抜きになる。サザエさんのオープニングもそうだし、ソーラン節もそうだし、植木等のスーダラ節もヨナ抜きになっている。実際に弾いてみると解るけど、ギターでヨナ抜きで上がり下がりをしていると無限に曲が沸いてくる、というか人工無能的にランダムに音を出したとしても和風ペンタに乗っている限りなんとなく曲に聴こえるから不思議だ。

で、ヨナ抜きのスケールをちょっとずらしたのがブルーノートになる。基本は同じスケールになるので、日本人にはヨナ抜きもブルーノートも時に同じように聴こえる。基音が違うので、そこだけ強調するのと、それっぽいリズム(和風ペンタの場合は音頭とか演歌風に弾く、ブルーノートの場合はブルース風にチョーキングを加える)になると、途端にそうなるから不思議だ。

動画の後ろのほうでは、ひとつの曲(っぽいもの)に和風ペンタとブルーノートを混ぜている。強引に混ぜるものだから途中でコードが変わったように聴こえるけども、実際は同じスケールを上がり下がりしているだけになる。

ちなみに、ブルースケールも、どんな風に弾いても大丈夫な感じなのは和風ペンタに似ている。

オレオレブルース G開放弦で – YouTube

ライトン・ホプキンズとジョン・リー・フッカーの真似事をしてみる。

ほんものはこっち

Baby, Please Don’t Go – Lightnin’ Hopkins – YouTube

Lightnin Hopkins – Lightnins Blues – YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=DCSacpEIYWY

カテゴリー: ギター パーマリンク