zo-3 のボリュームを交換する

yahoo! オークションで底値 2,400円也で手に入れた zo-3 なのですが、内蔵スピーカーから音が鳴ったり鳴らなかったりします。ボリュームを動かしてちまちまラジオのチューニングみたいなことをやると、がりがりという音と共に音が鳴るようになったりするのですが、ちょっと動かすとすぐに鳴らなくなります。どうやら、増幅回路んほうは大丈夫そうなので、ボリューム(ポテンショメーター)の交換をします。

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amazon で見ると、エレキギターのボリュームスイッチは 500 ~ 2,000円で売っているようなのですが、そんな高価なのはいらないので秋月の 10kΩ のポテンショメータ 30円也を使います(どうやら、25kΩらしいんだけど、実測すると 10kΩちょっとだったので、手元にあるものでいいや、ということで)。

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裏側にある 9V 電池ボックスを取り外すとボリュームで使っているポテンショメータが見えます。これは交換した後に写したものです。

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元についていたのがこれ。

  • ピックアップの線
  • 回路への線
  • コネクタケーブルへの線
  • グランド

が入ってくるので、まぜこぜになりますが。元のボリュームを参考にして配線&半田付け。一回、白い線を間違えて「あれ、鳴らん…」と焦ったは内緒です。テスターを持ち出してあれこれ調べました。

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zo-3 の良いところは、スピーカーが内蔵されているところでアンプが無くても鳴らせるところです。定価だと 3万円ぐらい。中古だと1万円位で買えます。オークションだと 5,000円前後まで下がりますが塗装剥げや鳴らなかったりするのが曲者です。

回路はアナログ増幅回路だけ(だと思う)ので、適当なエフェクトを自作できるかなと思ったり思わなかったり。スペース的には RasPi Zero か Arduino Nano あたりが入りますね。いっそのことスピーカーを外してしまって、液晶モニタを埋め込むのもアリかもしれません。

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この zo-3 が底値で買えたのは(競合が誰もいなかった)、弦がなかったのとナットが無かったからですね、たぶん。ネックの先のほうで弦を支えているのがナットです。…って、私も交換したことはなかった(交換するものとは思わなかった)ので、いくつか調べて池袋のギター屋さんで買いました。いくつか専用の器具がいるらしいのですが、面倒なので鉄やすりと糸のこで調節しています。ちょっと、削りが甘くて(疲れてしまって)弦高が高めなのですが、まあブルースを弾く分にはいいか、というのでそのままです。

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そんな訳で、きれいに音がなるようになった zo-3 です。

指板のすれは、以前使っていた人のものです。きれいに12フレットまですれているので、きちんと弾き込んで使っていたものですね。フレットは減っている感じですが、まあ構わない。ネックの反りはないので、たぶん弦を外して、どこかでナットが外れてしまったまましまい込んでしまったのかなと。

ひとまず、ライトニン・ホプキンスとジョン・リー・フッカーの真似事からスタート。和風ペンタとブルーノートの組み合わせは後日。

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