最強.NET開発PCを作るよ(その7)

目次へ 最強.NET開発PC

今回は電源ボックスの選定です。

image

ぶっちゃけ、私はPC の電源ボックスなんて、電源が入れば何でもいいんじゃないの?という手合いなので、筐体に付属していない電源ボックスを見たのは初めてなんですが、結構いろいろとあるのです。

私がいままで PC を使っていて壊れやすいのが、グラフィックボードと HDD です。グラフィクボードはオンボードのものや PCI のものもありますが、1か月か半年前ぐらいになんらかの兆候がでてきます。経験上、グラフィクボードが壊れる前は、何回かブルースクリーンになります。グラフィックドライバーとの整合性がボード上のチップとおかしくなるのか、突如として OS が落ちます。グラフィクドライバーは、Windows ではカーネルモードで動いているので、ここで不整合が起こると OS が落ちるんですね。チェックとしては別のグラフィックボードを差し込めばいいのですが、最近はオンボードのものが多くってなかなか大変です。安めのを1枚予備で持っておくと、緊急時にいいと思います。BIOS とかも見れませんから。

HDD がおかしくなるのは、みなさん兆候があるので、カリカリという音が続くと突如として落ちます。この場合、さりげなくバックアップを取っておくのが良いのですが、OS 領域とデータ領域が分離してないとちょっと交換は大変です。なわけで、私の PC には常に 2台の HDD がついています。

加藤さんのブログを見ていくと、業務系(サーバー仕様が多いと思うのですが)の場合は、電源系がやられることが多いみたいですね。大電流が流れているのと、落雷でアウトになるパターンがあるようです。私の PC の場合、幸いに落雷でやられたことがありません。まあ、事前に電源を切っていることが多いというのもあるし、連続運転時間も運用系に比べれば 1/10 ぐらいかもしれません。運用系の場合には、同じ PC を 10 年以上使うことが多いのですが、開発 PC の場合は 3 年位で OS ごと買い直しというパターンが多いですからね。

今回購入した AX760i は、 80PLUS PLATINUM認証 ということで、耐久性と低発熱、そしてデジタル制御ができるというのが売りです。デジタルで変換効率を監視・実現しているので、無駄のない高出力が…ってことになっていますが、正直私にはよくわかりません(苦笑)。

ax760i (3)

ちらっと聞くと、自作 PC ご用達の「高級電源ボックス」だそうです。性能とかなんとかよりも、この真黒な艶消しのボディがよいとかなんとか、確かに箱を開けたときの高級感は、他のパーツにはないものがありますね。ケーブルがビニール袋ではなく布製の袋に入っているところとか。そんな訳で、この電源ボックスを入れたときには、筐体をスケルトンにして LED でぴかぴかさせないとダメらしいんですが(中身を見せないともったいないらしい)。

ちなみに ハイブリッド・サイレントファンコントロール機能 というのが入っていて、負荷が少ないときはファンが止まるそうです。なので、こんな風にエディタで物書きをしている間(さほど CPU を使っていないとき)は、ファンが止まっていて煩くありません。

image

このあたりは、筐体の付属のファンもあるので、静音に関してはもうちょっと実測していきたいところです。

ちなみに、電源ボックスはいくつか勧められた中で一番高いものを選んでいます。これは「高い電源ボックスって意味があるの?」ってのを実体験したかったからなんですね。なので、このあたりは HDD をつなげたりとか、節電効果だとか、いろいろ調べたいと思っています。

カテゴリー: 最強.NET開発PC パーマリンク