[資料] iPadに真似ぶ windows 8 タブレットプログラミング

 

発表時にはネタを削除しましたが、こっちは元のままで。いままで slideshare って使ったことがなかったんですよね~。プレゼン資料を作るよりも「その場の喋り」に重きを置くので(場の雰囲気にあわせるとも言う、あるいは、事前準備に力を入れないように注意しているとも言う)、資料を見ると「曲解」されるかもしれませんんが、まぁ、HDD のこやしになってしまうよりは良いかと思い直し。いえいえ、単純に VC++, Fortran のコンパイル中の暇つぶしなのです。

さて、「真似ぶ」という用語は当然私のオリジナルではなくて、以前からあります。「守破離」もそうですが、最初は型を真似ることから入ります。批判するにせよ中傷するにせよ議論するにせよ、対象を「自分なりに理解」するところから始まるわけです。「理解」という言葉を使っているのですが「理(ことわり)」を解するに至る前に、目の前にあるものをそのまま受け入れる、まさに「見たまま」という段階があるわけです。

このあたり、記号学のシニフィエ/シニフィアンが分かると話が早いのですが、あるいは物理学の「観察」という意味が分かると端折ってもよいのですが…簡単に言えば、見る対象のものと、自分が見ているものとは「異なる」ところも理解した上で、「見る」という現象を利用するわけです。

さて、スライドの話に移ると、

  • iPad のアプリケーションが何故そのスタイルに至っているのか?
  • Microsoft の metro style が何故その画面に至っているのか?

の解説になっています。なので、当日木沢さんがおっしゃられてた「MetroStyle の達人になるためには、iPad のヘビーユーザーにならないといけないのか?」…と訳で、YESです。これが「離」に至れる道です。あるいは「オリジナル」を作る前には「コピーから始める」というスタイルです。そもそも、ms-dos が unix のコピーですからね。

そういう企業文化なり、スタイルなりバックグラウンドなりを知った上で、iPad と Windows 8 MetroStyle を比べるという話だったりします。なので、実現できるのは2年ぐらい先だとは思うのですが、「高速道路」があるのならばしばらく乗っておいて、途中下車すればOKってことで。ただし、そのまま乗っかると、その高速道路の先は崖かもしれないのでご注意を、という現実があるかも。まぁ、少なくとも常に高速道路の先は「工事中」な訳ですが。

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