毎年、夏休みの宿題についてちょっとだけブログアクセスが増えます。で、今回は、AI(Copilot)を使って計画を立ててみましょう。AI は何でもいいのですが、Windows 11 に付属している無料版の Copilot を使います。
課題一覧を読み込む
ここに中3の夏休みの課題一覧があります。中学3年生の時期は高校受験を控えているので、この手の夏休み課題は少なめにして欲しいのですが果たして…多いですね。塾とか部活とかいかないといけないのに。愚痴を言っても仕方がないので、とっとと計画だけでも立ててみます。

計画を立てる意義としては、
- 全体のボリュームを把握する
- 漠然とでもいいので、見通しを立てる
- 途中で見通しとずれているかを確認する
ということが大きいです。なので、従来のウォーターフォール開発のような詳細な計画を立てても仕方がありません。夏休みは長い(とはいえ、今日は8/7なのですが)ので、隙間時間をつかって課題をこなしていきましょう。
最近の AI は OCR 機能がついているものが多く、この手の紙のプリントをスマホで撮って、Copilot のプロンプトに貼り付けます。

大抵の場合はいけるんですが、どうやら「数学」しか読み取れてないので、プロンプトで指定します。
国語、社会、数学、理科、英語、保健体育、技術、家庭の項目を読み取って。
最初から読み取れよ、という気持ちをぐっと抑えて。

念のため、項目をチェックしてください。AI & OCR 読み取りに失敗しているところ(理科の部分)もあるので、これを補足して箇条書きにします。
科目ごとに箇条書きにして。
ほかにも、理科の項目を付け足します。
理科は、「3章の小テスト」「イオン式のテスト」
にして。
Copilot の箇条書きが更新されます。

超概算見積もりを出す
科目ごとにいくつかの項目がでたので、全体で概算を出します。これはIT開発のプロジェクトでも同じです。要件定義の段階でいくつかの機能要件とかを出して概算見積もり(予算、期間)を出します。
夏休みの宿題の場合は納期=2学期の始まりが決まっているので、全体のスケジュール自体はあまり立てなくてもいいです。途中に塾とか部活とか遊びとか花火大会とかカラオケが挟まるわけで、その合間にアジャイル的に夏休みの課題をこなします。
科目ごとに、どれくらいの時間がかかるか見積もって。
子供の実力によってばらつきがあるとは思うのですが、ひとまず概算だけだしてもらいます。

ざっとみると、約23~34時間程度ということなので、寝ずにやれば1日ちょっとで終わりますね。いや、最悪の学生症候群を使ってもいいのですが、まあ、超概算的にはこれで十分でしょう。夏休みの宿題は事務仕事とは違うので、
- 何かこなせば終わる宿題
- 何か考えないと前に進まない宿題
という2種類に分けておきます。前者の場合は、夏休みのワークとか英語の宿題とかがそれにあたります。これは逆に時間を掛けないと終わらない項目なので、ちょっと計画立ててやらないと駄目です。逆に、後者の場合は何か考えないと終わりません。漠然と机の前に座っているだけではだめで、能動的に頭を働かせる必要があります。後者の場合は、国語の読書紹介文や社会の税の作文にあたります。これは、方法がわかってしまえば1時間弱で終わります(大人がやれば)、逆に何をやったらわからない場合には1日経っても終わりません。
重たいタスクをピックアップする
いわゆるチケット駆動的に夏休みの宿題をやっていきましょう。科目ごとに概ねかかる時間がわかったので、それぞれをチケットに分けていきます。
チケット駆動の場合は、チケットの仕事量をできるだけ揃えた方がいい(チケットの数だけを勘定したいため)ので、夏休みの宿題の場合は「1チケット=1時間」を目安にしていきます。
例えば、国語の読書感想文のは3-5時間かかるということになっているので、5時間の5チケットということにします。
チケット駆動を利用します。 1チケット=1時間を目安にします。

Copilot がチケット単位にわけてくれます。ここから国語のチケットを書き出してもらいます。
国語の4チケットの内容を書き出して。

国語の読書感想文を4チケットに分けて、それぞれの作業内容を書き出してくれます。これは、チケット駆動のチケットの書き出しにあたります。チケット駆動の場合は、プロジェクトが進む中でチケットを書き出すことが多いのですが、夏休みの課題の場合は、全体の総量がわかっているので、このようにチケットを分割してしまったほうが早いです。全体を分割するときに、以前までは付箋を使って計画を立てていたのですが、最近ならば AI を使えば便利です。
タスクの詳細を掘り込む
ここまでがいわゆる概要設計というやつなので、次は読書感想文という詳細設計に移ってみましょう。これを考えるのが結構面倒だったのですが、AI にテーマを決めてひな形を作ってもらいます。
読書感想文は「山椒魚」にしたいです。 紹介文のテンプレートを書いて。

紹介文のテンプレートを書いて貰います。いわゆる詳細設計ですね。ええ、なんといっても詳細設計です。プログラムの場合はコードを書かないと動かないわけですから、読書感想文は読書感想文自身を書かないと人が書かないといけません。夏休みの宿題は「AI に書かせてはいけない」ことになっているので、ええ、詳細設計にとどめます。
まあ、仕事の場合は「清書の文例」も Copilot に作って貰って、それを手直ししてもいいのですが、中3の課題なので :)
ほかに数学と英語のワークの場合は、全体のページ数を Copilot に伝えて、1チケットで何ページ進めば良いのかを尋ねます。ワークの場合は AI にやって貰うことはできないのですが、英語の訳文はスマホのカメラを使うと便利だったりしますね。げふげふん。
まとめ
読書感想文は寸止めしないと駄目!
