ガンダムUCを観ながらXamarin.Formsをver2.0に上げると、ブルースクリーンになるのか

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という訳で、ブルースクリーンになりました。単にガンダムUCをビデオ再生しながら、Visual Studio 2015 で Xamarin.Forms 2.0 にアップデートしながら、Android on Hyper-V でデバッグをしていただけなんでけどね。なぜか、2回ほどやって、2回ともなるからこれが不思議なのです。

「自動的に再移動します」とありますが、なかなか進まないので電源をぶちっと切って、再起動させます。すると、画面が真っ黒になって BIOS 画面すら出ないというパターンに。暫く待っても ping すら通らない冷や汗状態になりました。この写真は、次の日の昼頃に復旧させようとして、またブルースクリーンになった状態なので、前日の夜中に2回、そのあとに3回ほど同じ現象にあたっています。

あとの3回は、

  • Android on Hyper-V を使って、画面キャプチャ中に落ちる。
  • FireFox でツイッターに入力中に落ちる。
  • なんだかわからないが、起動して Core Temp を起動したら落ちる。

とい体たらくです。これはあまりひどいので原因究明をしていった記録を少し。

再起動で立ち上がらない

再起動で BIOS の画面も出ずに起動画面がでないので、ビデオボードの不具合か?と思ったのですが、BIOS すら出ないのは変な感じです。実は Window 10 の場合、高速起動が働いていて BIOS 画面をすっ飛ばしてロゴの画面が表示されます。このときに、ビデオドライバー等に不具合があれば真っ黒になりますね。Windows 10 の場合、低解像度とかにならなくて真っ黒になるのが困りものなのですが…ひとまず、電源コードを抜いて 5 分ぐらい経って起動すると、無事 BIOS 画面が表示されるようになりました。ひとまず、ビデオボードのドライバーは問題なさそうです。

ビデオ再生の不具合か?

ユニコーン UC は、標準の「ビデオ」アプリで再生させているのですが、たまにこのアプリが落ちます。ビデオドライバーの辛みもあって、エラーを起こしたりするのですが、再生によるエラーが原因でブルースクリーンではないようです。

Hyper-V の不具合か?

ブルースクリーンということはカーネル回りで落ちているので(実際「KMODE Exception not handled」になってる)、Hyper-V ともども落ちるということは考えられます。が、先の3回はともかくとして、あとの 2 回は Hyper-V は関係ありません。いや、バックグラウンドで動いているパターンもあるので、これが原因かもしれないのですが、もうちょっと原因を探っていきます。

ブルースクリーンが :( ではない

そういえば、Windows 10 のブルースクリーンは :( の英語パターンなのですが、なぜかこのブルースクリーンは日本語だし :( がありません。なぜか?

CPU のパフォーマンスや、キャッシュ破壊などの OS 絡みのカーネルパニックならば :( の絵が出るはずですよね。ってことは、OS 関係なく、ハード絡みかもしれません。

Core Temp で CPU の温度を見る

ひょっとすると単純な熱暴走なのでは?と思いつつ Core Temp を立ち上げると、CPU の温度が 70度近くになっています。いやいや、冬だしこんなには高くなかったはずだし、そもそも高い水冷式にしたのに、こんなに高くなるはずがありません。ファンが止まってしまったか、それとも水冷式って寿命があるのか?

水冷式のファンを掃除する

空冷式の場合は、ファンにほこりがたまってしまって PC 内が熱くなってしまうことがあるのですが、水冷式の場合は下のように冷却液がめぐっていて、PC 筐体が熱くなることはありません。

だからこその、水冷式なんですけど、70度近くってのはあまりにも上がりすぎ。冷蔵庫のガスが抜けてしまったように冷却液が抜けてしまったのでしょうか?

ひょっとしたら、ファンのビスを外して、ラジエーターの掃除をしました。そう、クーラーのような細かいフィンの間にほこりが溜まっていて冷却効率が悪くなってしまったのではないか、と。

正解は、水冷のラジエーターでした

どうやら、これが正解でした。ラジエーターにたまっていたほこりが、冷却効率を悪くしてしまっていて冷却液が冷えなかったという状態…ううう、これは落とし穴ですね。

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PC の筐体は、何回か掃除はしていたのですが、ラジエーター自体の目詰まりは考えませんでした。そんなわけで、原因は「ラジエーターの目詰まりによる CPU 熱暴走。そして、ブルースクリーンに至る」というわけです。

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