日本語版Visual Studio 2013 に Xamarin 4.2.3 が入らない場合の対処

Visual Studio 2012 と Visual Studio 2013 が同じPCに入っていると、何故か Xamarin Shell が 2012 のほうにしかインストールされなくて、肝心の 2013 では動作しないというインストーラのバグっぽい動きの回避方法です。半日ほど嵌ったので。
※以前のインストーラーは VS2010, VS2012, VS2013 を別々に判断していたのですが、4.2.3 のインストーラから同時に入れるようになっています。選択肢がなくなっているので、たぶんインストーラのバグかと。

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Visual Studio 2013 の「拡張機能と更新プログラム」を確認すると、何故か Xamarin Shell が入っていませんでした。何度再インストールしてもダメなのですが、どうせ拡張機能なのだから VS2012 と互換ではないかと思って、コピーすることに。

Install Xamarin in VS 2013 Preview 1 – fd Blog と同じように、VS2012 のフォルダーからコピーをします。実質必要なのは、c:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio \12.0\Common7\IDE\Extensions\Xamarin だけなので、これを「管理者モード」でコピー。

そのあとに、”c:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio \12.0\Common7\IDE\devenv.exe” /setup /nosetupvstemplates を管理者モードで実行します。「コマンドプロンプト(管理者)」を使えばOK。何もメッセージはでませんが、設定がリセットされています。

念のためキャッシュである、C:\Users\masuda\AppData\Local\Microsoft\VisualStudio\12.0\Extensions と C:\Users\masuda\AppData\Local\Microsoft\VisualStudio\12.0\ComponentModelCache も丸ごと削除しておきます。これは Visual Studio 2013 を起動したときに自動的に作られるので大丈夫です。

ひとまず、2日間ほど動かした感じでは、日本語環境で XAML(ストアアプリのデザイナ)が開けなる現象は発生していません。ようやく、日本語の Visual Studio 2013 で Xamarin を使って開発ができるという環境が整った感じです。

お次は、Android のシミュレーターが遅いので、BlueStacks を使えないかどうかをチェックしている途中です。Titanium + BlueStacksでAndroid開発 | Selfkleptomaniac を見る限り、アプリのインストールはできそうなのですが、私の環境では落ちるんですよね。Android のバージョンが違うのかな?

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