ひと目でわかるAzureにゃんの準備メモ

久し振りに、.NETラボ 勉強会 2012年01月 で発表をします。で、前々回(行ってないのだけど)も、大和屋氏による発表があったので、.NETラボ 勉強会 2011年11月 それとダブらないように…と思ったけど、先方はインフラとしての Windows Azure の話なのでダブらないですね。私のほうは、開発として Windows Azure の話をします。

主な内容としては、手元の「ひと目でわかる Azure アプリケーション入門」の原稿からピックアップするのと、実際執筆中に起こった落とし穴(まだ校正中で、落とし穴がちらほら)あるので、それをまとめていく予定です。

落とし穴の話は、ぼちぼちこちらのブログにも並べていくと思うのですが、少しメモ書きとして。

  • Windows Azure SDK の日本語版が、非常に簡単に見つけらる件(以前は、探し回らないと駄目だったのですが、Web Platform Installer からインストールできるようになっている)。
  • Tools v1.6 では、web.config の session の項目が直っている(v1.4 の時は、ビルド→デプロイが動かないという)
  • Web ロールを作るときに、ログインを含むマスターページが作られる(ログイン機能が実装されていないので、これは不要…というか、難しいところ)。
  • セッション情報、ログイン情報絡みは、SQL Azure を使わずにテーブルストレージを使いたいところ(所見だけど、Windows Azure だけで閉じておきたい)。
  • ローカルでエミュレーターを動かしたときに、テーブルストレージをリセットする方法(エミュレーターのサービスをリセットすればOK)。
  • Windows Azure 上で、テーブルストレージのリセット(これは、ストレージを再作成するほうが早い)
  • SSMS で、SQL Azure 用のスクリプトを吐き出せる件(SQL Server Management Studio をアップデートする必要あり)。
  • SQL Azure 上では、日本語は nvarchar, nchar を使う(ローカルで作るときは、nvarcharあまり使わない?のだが、SQL Azure上では必須。業務アプリのテーブル設計/移行時に重要)。

のような形で、開発者視点でピックアップしていきます。基本、アプリ開発自体は ASP.NET アプリケーションを作る時と変わらないので、修得は楽なんでしょうが、デバッグやらストレージの設計(特に、テーブルストレージを使う場合)をするときにはまりそうな感じがしてます。

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