地図を日本の部分だけ持って来てPDAで表示させる

これは妄想の域なので、実現する/させるかどうかは別ですが。
# 特にゼンリンの地図関係の権利がなぁ。個人で使う分にはゼンリンを買えばOK?
昔の PDA を使ってごにょごにょしようとしているのですが、現在の携帯よりも PDA の画面は広いです。まあ、その広い画面が負に働いたのかもしれませんが、携帯電話でちまちま地図をスクロールするよりも、PDA でもたもたスクロールするほうが楽だったりします(できれば)。

当然、昔のPDAですから、CPUパワーがちょっと足りません。ネットワークもモデム経由で Google Map にアクセスするとかなりもたつきます。いや、そもそも PDA で google map は動くのか?

と思ってアクセスすると、javascript が動かない固定画像のバージョンが拾えますね。

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で、それは別として。

古いPDAではありますが、CFメモリやSDカードが使えます。最新規格は使えないので2GBしか(!)メモリを差し込むことができあませんが、2GB分のデータを扱えます。

当時、CFメモリは非常に高かったので、おいそれと増設はできなかったのですが、最近の SD メモリの投げ売り状態と言ったら。早速買ってきたのですが、1GB の SD メモリが 500円という、なんという安さ。というか在庫処分。

高解像度の写真を扱うならば 1GB は小さいでしょうが(小さいのか?)、データベースとして扱うには 2GB のメモリは非常に大きいのです。だって、SQL Server 2008 の1ファイルが最高2GBですからね(いくつも繋げれば大きくできますが)。

PDA 自体で扱えるプログラムのメモリは小さい(64MB以下とか)のですが、SD メモリのメモリは巨大。当然、実メモリとしては(多分)使えませんが、データベースとして扱うならば十分です。

さて、.NET Compact Framework には ADO.NET をアクセスクラスがあります。
SQL Server 2008 の mobile バージョンをアクセスするわけですが、

.NET Framework クラス ライブラリSqlConnection メンバ
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/system.data.sqlclient.sqlconnection_members.aspx

mobile バージョンを使うと、SQL Server のデータファイルを直接読み込むことができる「はず」です。
# ここは検証していないので、よくわからない。

つまり、画像データやテキストデータなどを、アプリケーション独自で管理するのではなくてデータベースに任せることができる。かつ、昔の小さなメモリではなくて、最近の巨大なSDメモリ(!)を使えば、結構な量のデータを扱うことができます。
# 思ったのだけど、Windows CE って マップドファイルってどこまでサポートしているんだろうか?
# マップドファイルを使えば、SD メモリをすべて使い切るのも難しくはない。
で、これと google map と何が関係するのか?と言えば、ですね。

– 地図を見るに、いちいちモデム経由でデータを取る必要はない(カーナビがそうです
– 地図は、日本だけで十分(カーナビのDVDとかもそう)
– 必要な情報だけ、モデムや無線LAN経由で取ってくればOK。
– 持ち歩きの PDA で見るときにストリートビューとか、航空写真はいらない。
– 日本地図ぐらいだったら、SD メモリ(2GB)に入るんじゃない?

PDA や willcom 携帯で電源を食うのはモデム/Bluetoothです。理由を簡単に言えば、

– 電波を飛ばしているから
– 受信データはポーリングだから

なのですが、先のマイコン工作実験のブログによれば 500mA ぐらいかかるそうです。
余談、とここまで書いて。

ゼンリン地図+ナビ いつでもガイド
http://www.its-mo.com/

ってのを見つけました。

よく行くところをキャプチャしておいて、PDA で見るって方法はできそうですね。

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