Dynabook Tab VT484 で Kindle を動かす

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http://dynabook.com/pc/catalog/d_tab/131118vt484/index_j.htm

de:code の「教材」として配布されたタブレットですが、何に使うのか…とおもったけど、ひとまず Kindle を入れます。以前やった Windows 8 Pro に Bluestacks を入れれう方法と同じです。

日本語Windows 8 Pro で Kindle を動かす方法 | Moonmile Solutions Blog
http://www.moonmile.net/blog/archives/4606

タブレットなので

  • Kindle と同じように使える?
  • Suface RT だとエミュレータが入らないけど、Dynabook Tab の場合は Windows 8.1 だから大丈夫。

ってことです。エミュレーター上で動くので若干動きが遅い(特にストレージアクセス時が遅い?)のですが、一度立ち上げてしまえば普通に読める状態になります。WiFi 経由が遅いのか、エミュレーターが遅いのか分からないのですが、漫画を読み込んだときにかなり待たされますが、これも一度読み込めば普通にページがめくれます。

こんな感じに横置きにすると2ページレイアウトで。

image

縦置きにすると1枚のレイアウトになります。

20140608_02

Bluestacks のほうは、bluestacks.com から、ダウンロードすれば OK。

■解像度を変更する

普通に Bluestacks を Danyabook tab に入れただけだと、こんな風にタブレットを縦にしても、画面が横になります。逆にタブレットを横にすると bluestacks の画面が横になります。

image

おそらく、タブレットの向きと bluestacks の向きの認識が逆転してるんですよね。幸いにして、Bluestacks は解像度を変えられるので、縦横を逆転させて設定します。

我的PC古箱 dynabook Tab VT484 購入レビュー / カスタマイズ/ VT484/26K PS48426KNLG
http://sc440ge.blog59.fc2.com/blog-entry-177.html

解像度はレジストリにあります。

[HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREBlueStacksGuestsAndroidFrameBuffer]
“Width”=dword:0000042a
“Height”=dword:00000258
“Depth”=dword:00000010
“FullScreen”=dword:00000000
“WindowState”=dword:00000001
“HideBootProgress”=dword:00000001
“EmulatePortraitMode”=dword:00000001

元の解像度が 1066 x 600 の変則パターンなので、

[HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREBlueStacksGuestsAndroidFrameBuffer]
“Width”=dword:000002F8
“Height”=dword:000004D8
“Depth”=dword:00000010
“FullScreen”=dword:00000000
“WindowState”=dword:00000001
“HideBootProgress”=dword:00000001
“EmulatePortraitMode”=dword:00000001

これを 760 x 1240 にします。これは、dynabook tab の 800 x 1280 から 40 ずつ引いた値です。800 x 1280 に設定すると何故か縦置きのときに Kindle がうまく表示できないんですよね。そこで縦横からタスクバーの幅(40ドット)だけ引いています。

これを bluestacks-760×1240.reg のようにファイルに保存して、ダブルクリックすればレジストリに書き込まれます。

ちなみに、dynabook tab はミニ usb なので、普通の USB キーボードがつなげられません(コンバーターを使うか、bluetooth を使うか)。キーボード打ちはちょっと面倒なので、こんな風に「リモートアシスタンス」を使います。dynabook tab のほうで「msra」で動作させれば OK です。

image

本来ならば、手っ取り早く Windows 8.1 Pro にアップデートするのがいいのでしょうが、再インストールが必要なので躊躇しております。Update 版を1万ちょっとで買えばいいんだけど、それだけのために買うのもなぁ、という感じです。まあ、ファイル共有は普通の Windows と同じようにできるので、ファイルの受け渡しは楽ですね。Surface の場合は、別途レジストリを弄るか、ホームグループを使う必要がありますから。

普段使いは白黒 Kindle を使っているので、カラー版を見たいときに使うかなぁ、といったところ。あとは、ストアアプリ版だと面倒なので、WPF で自作ツールを入れるとか。主に動画ビューアとしてですが…いや違うか、「教材」なのだから、ぜひとも Lumia と一緒にユニバーサルアプリを作らないといけないわけですが。まだ Lumia は 8.1 にアップデートしておりませぬ。

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