小学三年生の夏休みの宿題を10日間で終わらせる計画

「夏休み 宿題」あたりで、小学1年生でもわかる7月中に夏休みの宿題を終わらせる方法 – Moonmile Solutions Blog にたどり着く方が多いみたいなので、今年の夏休みの計画編を書いておきます。

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娘も小学三年生になったので、宿題も多くなっています。うちは共働きなので夏休みも学童に行くことになるのですが、せっかくの「夏休み」なのだから、他の子の夏休みと同じように勉強時間と遊びの時間を分けておきたい、と思ったのが目的です。まあ、プロジェクト管理(プロダクト管理じゃないよ)の基本でもありますが。

例によって、東京の小学校では夏休みが8月末ではありません。日数にして約30日、土日を除くと約20日になるので、丁度、会社務めの8時間×20日間=160時間勤務と同じになります。ええ、基本は「160時間勤務」ですからねッ!!!

■計画を立てる

さて、今回の夏休みの宿題は主に4種類あります。

  • 漢字スキル/ドリル を16ページ(160熟語)
  • 計算ドリルを40ページ(問題写し、答え合わせ込み)
  • 夏休みの生活表で、一言日記
  • 1行の読書感想を5冊以上

他に自由研究、自主課題の漢字200文字があるわけですが、最初はこの4つに焦点を絞ります。「全体のボリュームを把握する」のが大切です。

ざっと手順を書き下すと、

  1. 全体のボリュームを把握する。
  2. 幾日で夏休みの宿題を終えるのか決める。
  3. 全体のボリュームを、日数で単純に割る。
  4. 1日の宿題の量が、妥当かどうかを検討する。
  5. 難しい場合は、作業日数を増やす。

この手順は、子供単独では無理なので親が手伝います。特に「全体のボリュームを把握する」、「幾日で終えたいか決める」、「1日の宿題の量が可能かどうかを検討する」は、重要です。今回は、夏休みを有意義に過ごしたい(他の日は遊びに行くという意味で)ということで、10日間で終わらせる目標を立てました。これを20日間にしてもよいし、土日なしの30日間に分割しても構いません。要は、「夏休みの宿題を終える」という目標が達成できればよいのです。

この10日間の目標を達成するためには、次の日程が決まります。

  • 漢字スキルを1日16行(16熟語)やる
  • 計算ドリルを1日4ページやる
  • 一言日記は、土曜日にまとめてやる(まとめてもOK)
  • 読書感想文は、先に本を読んでから後で書く

ということにしました。

これを学童に行っている午前中にやります。時々、サマースクール(補修)やプールがあるので、前後することはあるのですが、1日のうちに済ませます。日中にできなかった場合は、家に帰ったときに残りをやります。

■実施する

実践のほうは、小学1年生でもわかる7月中に夏休みの宿題を終わらせる方法 – Moonmile Solutions Blog にもあるのですが、

  • 最低限のノルマを守る(この場合は、漢字スキル16熟語、計算ドリル4ページ)
  • ノルマを超えて、先に進めるのは構わない。ただし、先に進めた分は、次の日のノルマに入れない。

という作業の仕方を守ります。CCPM の基本で「先に進めることによる、作業量の前倒しを許容する」ことになります。そうしないと、実際、(やむなく)ノルマがこなせなかったときの作業量減のところがリカバリーできませんからね。

今回は、作業の10日間を夏休みの最初にとりましたが、夏休みの最後の10日間でも構いません。当然、夏休みの宿題が終わらないリスクは高まりますが、先のような計画をきっちりと立てておくと、日のノルマが明確になるのと、ノルマの前倒しが可能になるので、さほど後ろにずれなくなります。子供によって(≒プロジェクトメンバーによって)遅れる実績がある場合には、適当なバッファ(土日とか、親が介入するとか)を取っておけばよいでしょう。

■漢字200字はどうするのか?

ってなわけで、漢字スキルと計算ドリルの量が多そうなので、漢字200字は保留です。前半の10日間で学校の夏休みの宿題が終われば、漢字200字の先取りをやってみましょう。

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