Adafruit Trinket を使ってモーター1個を動かす(TA7267BP編)

以前、8pino を使って DRV8830 を動かしてみましたが、I2C の信号線とモーターへの給電線が一緒になっているので、8pino 自体に無理がかかって I2C が暴走してダメでした。という訳で、電子回路への給電(5V あるいは 3.4V)とモーター自体への給電を分けて回路を組まないと駄目ですね、ってことで TA7267BP を使ってみます。秋月電子で 2個300円で買えます。先に試してみた TA7291P よりも少しだけ小さくていいかな、と思ったのですが、DRV8832DGQR というさらに小さいのがあるので、小型の場合はそっちを使ったほうがよさそう。表面実装用なので、半田付けが大変そうですが。一応、これも買ってみたので後で試してみます。

ブレッドボード

組み合わせとしては、手元の Trinket とつなげています。8pino と同じ ATtiny85 なので、同じ作りになります。これも小型化だけ目指すのだったら、チップだけ買えばいいわけで、【Arduino】ATtinyをArduinoで開発する – The jonki を参考にして、Arduino を使って焼き込むことができます。これも後で試す予定。

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給電は別にしたいといいつつ、6番ピンの Vs と 7番ピンの Vcc に Trinket と同じ電池から給電してます。別電源にしたい場合は、6番ピン(左から6番目)へ 0~18V の間で電圧を掛ければok。

回路図

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別給電にする場合

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この状態で、モーター1個を制御できます。ピンは3本余っているので、HC-05 につなげて Bluetooth で無線化することも可能ですね。たぶん、Vs に対しては、PWM 制御ができると思うんですが、前後に動かすだけだったら、特に速度制御の必要はないかなと。

埋め込み画像への固定リンク

これを小さ目に組んで、プラレールの電源車…は高いので、ダイソーの100円の電車に乗せていきます。電池4個は大きいので、3Vのボタン電池を2個つなげるか、手元にあるミニヘリのバッテリーを使ってみる予定。

ちなみに動かしているのは美工社の工作セット 車軸付モーターギヤボックス2セット で480円です。遅めのギアまでくっついているので、工作には便利ですね。タミヤのギアボックスの一番遅い組み合わせ位の遅さで動きます。ラジコンとしては遅いけど、こういう風な実験で動かすときには、回転が遅いほうが途中で止められるので便利です。思ったより、でかかったけど。

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