失敗をリカバリするのはミートスパゲティもプロジェクトマネジメントも同じ

しつこいけど第3弾な料理シリーズ。単に、子供向けの夕食を作るのにモチベーションが上がらないので、あれこれやっているだけです。一人だったら外食とか弁当にしちゃうんですけどね。

失敗してもリカバリする

基本、料理は段取りと手順(料理本に書いてある手順)に沿って従えば、大抵「食べられる」ものができあがります。時には炭になってしまうこともありますが、まあ、それは完全に失敗なパターンですよね。でも、ちょっとした手順を抜かしたり、前後させてしまったような間違いの場合は、食材と時間がもったいないので「捨てる」ことはあまりないでしょう(客に出すものだったらそうかもしれないけど、家で食べるものだし)。同じようなことは、プロジェクトマネジメントにも言えて、ちょっと失敗したからといってプロジェクト全体を失敗(プロジェクトを停止するということ)させることはありません。なんとか完遂しようとするでしょう(間違った方向に突き進んでしまう場合のデスマーチ・プロジェクトは別ものです。あれは失敗し続ける話なので)。なので、ちょっと失敗をリカバリするのがプロジェクトマネジメントの極意であったりします。つまりは「失敗する」ことを前提として、失敗したら「リカバリ」するを繰り返します。

このためには、

  • 失敗したことを認識/確認する
  • リカバリ手段を講じる

の2手が必須です。たまに、そのまま放置するというリカバリ手段もありますが、これは「そのまま放置する」というリカバリをすることになります。単に流してしまうことではありません。

まあ、そんなところも含めてミートスパゲティを作ります。

ミートスパゲティを作る

特に失敗したい訳ではないのですが、まあ、これぐらいの材料で作ります。パスタはディ・チェコを使っています。

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ビールを呑み呑み。赤ワインはトマトを煮込むときに入れます。

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ミートパスタの玉ねぎはみじん切りにします。こうやってあらかじめ櫛型に切っておくと後が楽です。

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玉ねぎのみじん切りと、にんにくのスライスです。オリーブオイルで揚げた感じが好きなので、こんな風に薄切りにしておきます。にんにくは冷凍してあったものです。

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油を温めてからニンニクを入れるとはねるので、常温のオリーブオイル大匙1より多めとニンニクを常温でフライパンにいれます。ここから火をつけます。フライパンはトマトを入れるので深めのものを使います。焦げ付きやすいので、フッ素加工のものを使うといいですよ。

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玉ねぎを炒めます。今回は中火ぐらいでちまちまと炒めます。ここで粒が残るとミートにしたときに美味しくないので、10分位、ビールを飲みながらちびちび炒めます。

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で、本来はひき肉入れるところなのですが、トマトの缶詰を入れてしまいました。トマトパスタならばこれでいいんですけどね。トマトソースだけにする場合は、このあと唐辛子を入れるとおいしいです。

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ひき肉を入れたときに、順番が逆だったことに気付きました。うーむ、どうしたものかと思いつつそのまま混ぜます。

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ひき肉を炒めていないので、えらいぺちゃっとなったミートソースになっていますが、仕方がないですね。既に失敗作になっていますが、食べれるようにしていきます。

ひき肉に火を通すために、少し強火にしてひき肉に十分に火が通るようにしておきます。塩ひとつまみ、胡椒を振ります。赤ワインを入れるタイミングを逃しましたが、まあそのままで。味見をして、少し塩気を多くしました。どうやらひき肉を炒めなかったのでうま味が足りないんですよね。でも食べれないことはないです。

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大鍋にお湯を沸かします。たくさんの湯を使うのがいいのですが、時間が掛かるので半分ぐらいにしておきます。実は、パスタの場合は、湯の温度が下がらないからそんなに湯量は多くなくていいのです。生そばや生うどん、ラーメンの場合は湯温が下がらないように多めの湯にします。

パスタを入れる前に、大匙1の塩を入れます。

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隣でミートを弱火で煮込みながらパスタをゆでます。あれば、ローリエを一枚入れます。無くても大丈夫です。ゆであがったら、ざるに移して、バター大さじ1/2を入れて、がっと混ぜます。こうするとパスタがくっつきません。ゆで汁を少し加えるのもいいでしょう。

パスタの量は3人弱の 250g 位になっています。

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大皿にパスタを乗せて、ミートを半分位のせてできあがりです。残りのミートは冷凍しておいて別のときに使います。

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ひき肉を炒めていないので、ミートのそぼろ感がないのがアレですが(苦笑)、まあ味のほうは大丈夫です。子供向きなミートスパゲティですね。大人の場合は、唐辛子を入れるとか胡椒を多めに入れるとかすると違った味になります。

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