詰将棋のようにTDDでC#を学ぶ実験(2)

逆引き大全のほうは、サンプルに対して1tipsという制限があるので、あまり盛り込めないが、詰将棋 TDD のほう(あるいは「覚醒プログラム学習」)のほうは、1問(1プロジェクト)に対して、ごっそと覚えるべきことを詰め込んである。というか、クラスの構造とかファイルストリームとか別々に書くと面倒なので、ひとつのテストクラスにしてテストメソッドだけ分けるというスタイルにしている。

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項目の出し方は、IDEF0 や五行を使っているのだが、そもそものネタは patterns & practices に則っている。パフォーマンス・チューニングをする上で、

  • CPU
  • メモリ
  • ストレージ(ファイルシステム)
  • ディスプレイ
  • データベース
  • ネットワーク

を考える。業務システムで何をするかによるので、何処かが「ボトルネック」になる。ボトルネックを解決する仕組みは「クリティカルチェーン」を参考にすればよいだろう。所謂 TOC の話になる。

業務用 PC を組んだり、システムを設計するときもこの「ボトルネック」を意識する。そうすると、無駄なコストを支払わなくて済む。

ストレージ絡みを10問追加

moonmile/TestPro: TDDで学ぶC#
https://github.com/moonmile/TestPro

ざっと、ストリーム/ストレージ絡みを10問追加しました。テキストファイルの読み書きから、バイナリデータ、構造体、JSON形式、XML形式まで含めたので、業務システムで使うテクニックは入っていると思う。これができると、ストレージによる永続化が可能になるので、お試しにどうぞ。

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