Hyper-V 上の Visual Studio 2015 の起動が、むちゃくちゃ遅いので、ちょっと SSD/HDD の性能を再チェックしておく。
HDDのアクセススピードは VMWare に影響するのか? | Moonmile Solutions Blog にある3年前の構成をまだ使っている(途中で SSD が逝ったので、交換しているが)ので、HDD が劣化していなか調べるのも兼ねている。SSD のほうは、2年半ぐらいで逝ってしまったので、なんとも言えないのだけど、極端に劣化している感じはしない。途中で、OS も変わっているので、10% 程度は誤差だろう。
Cドライブ (TS512)
Dドライブ (WDC)
Fドライブ (WDC)
Hドライブ (PLEXTOR)
D:iso (Hitachi)
F:dvd (Hitachi)
Fドライブ内のHyper-Vで
SSD(PLEXTOR)のHyper-Vで
– Windows 7
– Windows 10
Hyper-V 上で Visual Studio を動かす
SSD(PLEXTOR)とHDD(WDC)上に、Hyper-V で Windows 10 + Visual Studio 2015 の環境を作って起動速度を比較してみる。メモリは4GB を割り当てている。
左が SSD で、右が HDD。基本性能が違うので、動作にも差がでるであろうというのは予想できるのだが、結論から言えば、
- Visual Studio の初回起動時は SSD のほうが圧倒的に早い
- 2回目以降の起動では、4GB のキャッシュに乗っているためか、速度は変わらない
初回起動の比較
2回目の起動比較
どうやら Windows の起動と同じで、初回のみ我慢すれば HDD もそこそこ SSD と変わらない程度で起動してくれるのが分かる。おそらく 4GB のメモリのキャッシュが効いているのだろう。
となると、メモリを 2GB のぎりぎりにした場合、2回目の起動にも差が出るのではないか、という仮定ができる…が、実際やってみると 2GB の場合でも、2回目の起動は対して違いはない。
とはいえ、別件で C++ のコンパイルをしていると、SSD のほうは若干早かったりするので、Hyper-V アクセスであってもストレージへのアクセススピードは早いほうがいい。いくつか ASP.NET MVC 絡みで Hyper-V の仮想環境を複数動かしているので、SSD 480 GB を追加購入。PLEXTOR のほうは、家庭用 PC に移そうと思うので、移行したらベンチマークを取るつもり。家庭用 PC は Core 2 に Windows 10 を入れているというとんでもなく遅い PC なのだが、ブラウザの閲覧ぐらいだったらこれで十分だったりする。それでも、かなりもたつくので、足回りを早くしたときの確認をしてみたい。