AE-DRV8830 と HC-05を連携させてモーターを制御する(ブレッドボード編)

昨晩、AE-DRV8830 を使ってモーターが動いたので、そのまま HC-05(Bluetooth)と連携させてテスト、そのまま、もうひとつ AE-DRV8830 をつなげて、2個のモーターを動かすことができました。

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これで、先に作った RasPi 戦車を自作のモータードライバ版に置き換えられます。AE-DRV8830 は、秋月電子で買えば 170円なので、2個買っても 340円と非常に安いです。一般的な Raspberry Pi のモーターシールドが 3000円強するので、これを使えばかなりモーターが制御できるようになります。ただし、Arduino に限って言えば Amazon.co.jp: Arduino MEGA UNO Duemilanove 最高品質 用の L293D モーター シールド ボード: DIY・工具 なんてのが出ていて、なんかひどく安いです。IC に L293D というのを使っていて、一時期大量生産したのか中国でコピーものが広まったのかよくわかりませんが、えらく安く手に入ります。ただし、レビューを見ると品質的に問題があって、動いたり動かなかったりする外れもあるみたいなんですが。

実は、L293D の IC って、日本向けには売っていないんですよね。

L293D | ペリフェラル・ドライバ/アクチュエータ | 他のインターフェイス | 概要と機能一覧
http://www.tij.co.jp/product/jp/L293D?keyMatch=L293D&tisearch=Search-JP-Everything

まあ、eBuy 経由か、どこか適当なところから買えば安く手にはいるので問題はなさそうです。海外の作例を見ると L293D を使っている例があって、手元の Raspberry Pi のモーターシールドにも L293D を使っているので回路を組んではみたいと思ってます。1つのICで、2つのモーターが制御できるので、AE-DRV8830 を 2つ使わなくてもよい、という利点があります。他にも色々違いはあると思うのですが。

それはさておき、

  • Arudino で、DRV8830 に Wire 送信する。
  • Arduino で、HC-05/Bluetooth シリアル受信する。
  • Windows ストアアプリから HC-05 へシリアル送信する。

のプログラムを組んで、無事無線でモーター制御が完了。コードは後日まとめます。Arduino のチップを抜き出して小型すれば、そのままプラレールの電車に乗せられそうです(電池は2両目から供給ってことになりそうですが)。

実際に配線したところはこちら。えらいごちゃごちゃしているのは、ジャンパーピンでやっているからですね。LED がついているのは、Bluetooth でのシリアル通信の確認用です。

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タイマ IC 555 を 2つ使ってモーターを制御できる

DRV8830 は I2C を使っているので、たくさんの IC を使っても一組の SDA/SCL で済みます。まあ、それでもチップが小さすぎるので本格的に小型化するとき(基板に乗せるとき?)はいいんでしょうが、1,2 個のモーター制御だけだとちょっと大げさな感じがします。

で、Frizing のページを Bluetooth で検索していたら、タイマ IC を 2個使ってモーターを制御している例がありました。

Fritzing Project – Arduino Android Bluetooth Panzer
http://fritzing.org/projects/arduino-android-bluetooth-panzer
New Project: Projects in Motion: Control Three Types of Motors with 555 Timers – Make: | Make:
http://makezine.com/projects/projects-in-motion-control-three-types-of-motors-with-555-timers/

555 のタイマー IC は、ひどく安くて 30円とか50円ぐらいのものからあります。Arduino からのピン制御の数は増えてしまいますが、モーターだけを制御したい場合にはこれで十分かもしれません。これはまた別途購入したら試してみましょう。

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