USB マスストレージクラス

デジタルフォトにはUSBやSDメモリを差し込んで、その中にある画像や動画を表示させます。
で、USBがあるんだから無線LANがつかれば、HDDストレージから直接データを読み込めるのでは?

と思ったら、最近のデジタルフォトには無線LAN付きがあります。
http://buffalo.jp/products/catalog/multimedia/photoframe/pf-50wg/

なるほど、直接外部のHDDを読みに行って、そこの画像や動画を表示できるようです。
どのような順番かは詳しく書いていませんが、それぞれデジタルフォトフレームに内蔵されているアプリケーションを使って設定するようです。

# OS はなんだろう?と思うと、# Window CE や linux みたいです。

USBの規格を調べていって、USBのストレージ関係は「USB マスストレージクラス」という規格で統一されています。

USB マスストレージクラス(usb mass strage class)
http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/20/27382620.html
http://e-words.jp/w/USB20Mass20Storage20Class.html

おそらく、無線LAN無しのデジタルフォトフレームの場合

デジタルフォトフレーム
 ↓
なんらかんのアプリ
 ↓
画像読み込み
 ↓
USB 接続(USB mass strage): Client
 ↓
USB メモリ(USB mass strage: Server
 ↓
画像ファイル

な流れで読み込んでおり、

無線LAN付きのデジタルフォトフレームの場合

デジタルフォトフレーム
 ↓
なんらかんのアプリ
 ↓
画像読み込み
 ↓
無線LAN 送信
 ↓
無線LAN 受信
 ↓
HDD ストレージあるいはPC
 ↓
画像ファイル

と、なっているはずです(たぶん)。

で、デジタルフォトフレーム本体は大量生産品で安価なほうが良く、できるかぎり部品が少ないほうが安くできます。あるいは標準規格のものを使うと安く作れます。

また、画像の選別、あるいは動画の表示、テキストの組み合わせ、なんているアプリケーションはデジタルフォトフレーム本体に乗せるよりも、無線LANで制御できるならば、サーバー機(PC側やHDDストレージ側)で制御できるほうが更新などの管理が楽です。wwwサーバーと同じですね。

ということは、

デジタルフォトフレーム
 ↓
なんらかんのアプリ
 ↓
画像読み込み
 ↓
USB 接続(USB mass strage)
 ↓
★1 ここで、擬似的ストレージアクセスをTCP/IPに変換
 ↓
USB 無線LAN
 ↓
無線LAN 受信
HDD ストレージあるいはPC
 ↓
★2 画像切り替えアプリケーション
 ↓
画像ファイル

な、形も可能ではないかと思ったのですがどうでしょう?

無線LANのところは有線LANでもいいし、ひとまず USB ケーブルで PC に接続する方法で実験したっていいのです。
要は、

– ひと世代前(無線LAN無しの)安価なデジタルフォトフレームを使う。
– USB さえあればデジタルフォトフレームの本体が大きくならないで済む。

まぁ、無線LAN付きのデジタルフォトが安くなられば、★2のところでアプリを組めば画像の切り替えは楽になります(現在、画像の切り替えタイミングはデジタルフォト本体に乗っているので、本体に依存して手が出しにくい領域になっているため)。

という訳で、

USB mass storage class の 機器側のほう(USBメモリ側のほう)をPCでエミュレートするアプリケーションはないかな?と。USB メモリを使う側じゃなくて、USBメモリを使われる側のほうの情報を探索中。

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