ほぼ、自分限定かもしれないけど、トラブルシューティング的に残しておきます。
現象
- Windows 8.1 から Windows 10 にアップグレード
- Hyper-V のゲストOSから接続できていたネットワークが繋がらなくなる。
原因
Hyper-V からは、Hyper-V Extensible Virtual Switch を通してホストOSのネットワークにつながっているのですが、もともとできていたネットワークアダプタ(「イーサネット6(無効)」と書いてあるもの)が、有効にできなくなってしまいました。有効にできない(削除もできない)のは妙な感じがするのですが、まあ、別なアダプターを作ってそっちに切り替えてやれば ok です。
最初は元のネットワークが有効にならなくて、あれこれ弄っていたいのですが、新しく作って切り替えた対処のほうが簡単そうです。
ちなみに、今の PC にはネットワークボードが2本差しになっていて、その一方しか使っていない、というのがトラブルの元っぽいです。何故か、ケーブルの繋がっていないほうに対して優先してつなげようとするので、ケーブルが繋がっていない「イーサネット4(未使用)」のほうは「無効」にしておきました。
対処
仮想ネットワークを構成する
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/Cc816585(v=WS.10).aspx
を参考にして Hyper-V の仮想ネットワークを再構成します。若干文言が異なる(「仮想ネットワーク マネージャ」ではなく「仮想スイッチマネージャ」など)ので、ちょっと注意が必要です。
Hyper-V マネージャを開いて、「ホストOS」→「仮想スイッチマネージャ」をクリック。
「新しい仮想ネットワークスイッチ」を選択して「外部」で仮想スイッチを作る。名前は適当に変えておくのがベターです。
ゲストOS(仮想マシン)のほうで、設定を選択肢て、ハードウェアの追加で「ネットワークアダプター」を選択
仮想スイッチを、先に作ったスイッチを選択して、適用すれえばよい。
これで、ゲストOSのほうから直接ネットワークにつなげることができます。
もとの動かなくなったアダプターが気持ち悪いのですが、まあ、ネットワークが復旧できたのでひとまずこれでok。
私も以前同じようにWin10に上げたら、ネットワークが繋がらなくなりました。
そこでこのページにたどり着いて解決できました。
感謝です!