Ubuntu 9.04 インストール

しばらく避けて通っていた(謎)Ubuntuをインストールしました。

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Ubuntu Japanese Team
http://www.ubuntulinux.jp/

から、デスクトップ版とサーバー版をダウンロードしました。
VMWare版とVirtualBox版ばありますが、今回はCD-ROM版をダウンロードして、VMWare Workstation にインストール。
# HDD容量が不明なので。
# あとインストール画面が見てみたかったので。

■デスクトップ版

デスクトップ版のインストールは特に問題なし。なんとなく入れても大丈夫そうで、Windows XPやVistaよりも早く終わります(10分弱ぐらいかな)。
ネットブック用にアレンジしたバージョン http://www.ubuntu.com/getubuntu/download-netbook もあるので、5万円パソコンに入れても大丈夫そう。

さて、デスクトップ版の場合、PCに直接入れて使う方が多いのでしょうが、私の場合 Vista 上のVMWareに入れて使います。かつ、VistaはノートブックのVaoi Type-T からリモート接続するので、ちょっとマウスの動きが面倒臭い。サーバー版のように telnet だけを使う場合はよいのですが(これがほとんどなんですけどね)、Windows から Linux へリモートデスクトップできれば便利。

なので、これも避けて通っていたのですが、VNCを使います。
# 昔~使おうとして、動作が遅かったのですが、Linux -> Windows の場合は X Windows 経由だからよいかな、と。

VNC の場合、サーバー(この場合はLinux)のほうにもインストールが必要のですが、Ubuntu の場合は既にサーバー(vino)が入っています。
なので、クライアント版をWindows Vista/XPに入れればOK。

VNC ダウンロード
http://remomani.com/download.html
VNCでUbuntuへ
http://nexus7.at.webry.info/200811/article_6.html
本家 RealVNC
http://www.realvnc.com/
# 気になる場合は本家で Free 版をダウンロードすればOK。

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Windows -> Windows のリモートデスクトップよりも、多少もたつきまが、十分使えます。無線LANでつないでるのが原因かもしれませんが。
これで、リモートデスクトップ→VMWareの画面、という二重苦のマウス操作から抜け出せます(苦笑)

■サーバー版

さて(私にとって本命の)サーバー版ですが、これも数ステップでインストールできます。
サーバー版というのは、デスクトップが無いバージョン。昔のslackware 2.4.xx http://www.slackware.com/ の頃から使っていた者(間が相当空いていますが)としては、telnet経由の方がなじみが深かったりします。

が、slackware でインストールすると暇が掛かる(今はどうなのかな?)ので、Ubuntu のサーバー版をインストールします。
サーバー版ではおなじみのLAMP(Linux+Apache+MySQL+PHP)の組み合わせを一遍にインストールしてくれます。所謂、Windows Server の「役割」みたいなものです。

が、注意しないといけないのが、サーバー版でLAMPパッケージだけをインストールすると telnet/sshで繋げません。
サーバー版なのにコンソールからしか操作できない、ってのも変な構成のような気もするのですが、

「OpenSSH パッケージ」

も忘れずに入れておきます。

# 後から telnetd を入れることもできるらしいのですが、私の場合何度やってもうまくいかず、
# 結局再インストールして「OpenSSH」を入れ直しました。
# SSH なので、クライアント側でそのまま telnet を使うことができません。
# tera term pro http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/remote/utf8teraterm.html
# PuTTy http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/
# を使います。私は昔ながらの tera term 派

Ubuntu サーバーの日本語版はデフォルトで文字コードをUTF-8を使います。
なので(?)、通常のコンソールを使うと文字化けします。Tera Term(たぶんPuTTyも)はUTF-8を扱えますので、このまま接続すると日本語が通ります。

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いちいちコマンドラインのエラーメッセージが日本語だと嫌な人は(私もそう)、

export LANG=c

で英語に変えてしまいましょう。そうすると、母国語じゃない言語で喋るので聞き流しが可能です(笑)。
さて、言語を日本語(UTF-8)以外にするほうが素直かと思ったのですが、

– MySQLで日本語を扱うときは、UTF-8がデフォルトになっている。
– PHPで日本語を扱うときは、UTF-8がデフォルトになっている。

ので apache 経由で WEB サイトを作るときには、UTF-8のままのほうがいいと思います。

・・・と思ったけど、MySQLのデフォルトキャラクタセットが「latin1」になっていますね。むう。

Variables (–variable-name=value)
and boolean options {FALSE|TRUE}  Value (after reading options)
——————————— —————————–
auto-rehash                       TRUE
character-sets-dir                (No default value)
default-character-set             latin1
comments                          FALSE

にしても、LAMPパッケージを入れただけで、apache がさっくりと動いてくれるのは便利です。

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続きは、phpMySQLAdmin とか入れてから。

■おまけ

うぶんちゅ!
http://www.aerialline.com/comics/ubunchu

ネットトップ版PC
http://www.vspec-bto.com/bto/bto-light/1810/system_detail.html

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