.NETラボ勉強会12月

以前より技術系の勉強会はたくさんでているのですが、最近は月1回が限度。今のところ.NETラボだけに出ています。

そんな訳で、.NETラボでは「おいしい関係」の話をしたのですが、これは珍しいほうで、主に microsoft 系の話が中心です。その中で、今回はMSのK高さんがいらっしゃいました。。。って伏字にする必要はなくて、microsoftのエバンジェリスト日高さんの解説でした。

Code Recipe
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/samplecode.recipe.aspx

のうち、今後の予定である silverlight で作るショッピングサイトの例です。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/dd266962.aspx#01

このショッピングサイト、ブラウザ全面で silverlight を使います。このあたり、よくある flash のサイトと同じです。逆に言えば、flash と同等なショッピングサイトを siverlight で作ることを目的としている、、、と思うですがどうなんでしょう?

さて、本筋の解説は日高さんが為さるということで、ちょっと横道を私なりに考察していきます。

以前、LAMP上でsilverlightを使うために、いくつか実験をしました。

手始めに Silverlight+WCFの組み合わせで実験
http://www.moonmile.net/blog/archives/358

この手のショッピングサイトで重要な層は、

・ブラウザによるUI層
・データ検索などの通信層
・サーバーでのデータベース層

の3層があります。細かい部分の違いはさておき(特にデータベース層は、DAOの違いなど異論があるでしょうが)設計段階で、どこで何の技術/言語を使うのかを選定してきます。このあたり、要求仕様段階の技術検証も必要なのですが、

・設計のしやすさ
・プログラマの集めやすさ
・人件費(外注、社内など)

も大きく関わってきます。特に外注になる場合、元請けのコンサルタントが技術面を決めてしまうことが多く、後々のコストが考慮されてない場合が多くあります。

# 現実問題として、提案する会社(microsoft や oracle など)の技術(silverlightやjavaなど)に寄ってしまうのも常だったりしますね。営業的にそういうものです。

さて、ショッピングサイトを作るにしても、外注/内製の違いあり、業務系/一般系の違いあり、というわけで、この段階で何が一番いい技術という訳でもありません。それぞれの違い、特に「得手不得手」を考慮するのが良いでしょう。

例えば、先の3つの層を flash で考えると、

・UI層 Flash
・通信層 xmlhttp
・データベース MySQL

が考えられます。

同じく、Ajax で考えると、

・UI層 ajax(prototype.js, jQuery)
・通信層 xmlhttp
・データベース MySQL

となります。

実は、このUI層はブラウザが前提になっていますが、curl などの専用アプリを用意してもいいし、windows アプリでもいいのです。

・UI層 windows/wpf
・通信層 http/soap
・データベース sql server

なんて感じもできます。

このあたり、層の間のインターフェースだけきちんと考えていけば、何にでも応用ができます。

本当のところ、web サービス、wcf、xml soap、soap なんてのはこれらの繋ぎの部分に使う技術なのですが、なんかフロントエンドが決まってしまっていて、microsoft で言えば、wpf と silverlight がうまく切り替えられないのが問題ですね、という話になります。
wpf が広まらない理由にこれも一因があると思うんです。まぁ、もっと根本的には、microsoft も含めて、この手の技術が多様になり過ぎているのが根本的なところですが(この話はまた別の機会に)

そんな訳で、最近の技術は、

・手早くできる
・分かりやすい

ことに重点が置き過ぎていて、

・汎用性/相互結合

が弱くなっているのかなぁと。軽視という訳ではないけれど、経済的に余裕がなくなっている、という印象を受けます。

それはさておき、私のほうでは、

・UI層 silverlight
・通信層 wcf/soap
・データベース php/mysql

の組合せを実験/実装していきます。

カテゴリー: 開発 | .NETラボ勉強会12月 はコメントを受け付けていません

PMBOKとCCPMのおいしい関係(仮)

急遽 12/19(土)に発表を行うことになった/したので資料作り
http://www.atmarkit.co.jp/event/calendar/detail.php?event_id=50465

今回は .NET ラボで、マネジメント関係のお話をします。PMBOK の中で、スコープマネージメントを選びます。

ネタとしては、現在手書き段階

<001>
20091217_01

実は、このステップは現在 silverlight で作成することを構想中で、その設計図です。

プレゼン資料の作成も兼ねて書き下していきます。

■WBS項目の作成/編集

最初は、PMBOK的にトップダウンで始めます。これはスコープを決めるために作業領域を決めるためです。実は、この中にゴール(完成品)から決める、後順の方式もあります。CCPMで使うWBSを作るときには、この「後順」がいいので、実際はトップダウン、ボトムアップとは別に、完成品から部分工程へ下ろす、という作業になります。

ここで都合したWBSを眺めて、欠損部分がないか確認します。
当然、「検証」が必要なわけですが、この時点では正しい検証は無理です。経験上、トップダウンのWBS作成は、欠損が多く、甘い見積もりになりやすいものです(見積もりが倍増するのは、このあたりが理由)。

ただし、ここでWBSの正確性を上げるのは妥当ではありません。なぜならば、所詮、人間の考えることだから、悲観的に見れば見積もりが多くなり過ぎるし、楽観的に考えれば見積もりは少なくなりすぎる。そして、妥当性の基準もこの段階ではありません。

なので、どうせ無理であるならば、正確性を追求するよりも、経験と雰囲気/勘からWBSを作成します。

■PERT図へ落とし込み

WBSで各作業工程を決めたら、作業順序を決めます。
情報処理試験的には、PERT図は、日数を決めることを求められるのですが、ここではざっくりとした日数だけを決めます。なぜならば、WBSと同等に、妥当性を検証する手段がないからです。

なので、各作業工程にざっくりとした日数を割り当てます。既に決まっている日数(治験の試験期間など)を書いてもいいのですが、現作業では使いません。

それよりも、前後の作業工程が重要になります。つまり

・その工程の前提条件は何か?
・その工程では何を作るのか?次の工程は何か?

を重視して、前後の繋がりを検証します。
このようにして、はじめて、並列作業ができるところ、数珠繋がりにしかさぎょうができないところ、が決まってきます。

このとき、前後の工程で足りない WBS が出てきます。
つまり、WBS 項目の抽出作業の検証がここでできます。

■工程表に直す

さて、WBS(作業単体)、PERT図(工程の関連/リレーション)ができたので、時間軸を付けくわえます。ここでは、一般的なガントチャートを使います。

よく、ガントチャートのツールを前にして、各工程(WBSなど)や関連性を入力するツールがありますが、あれは間違いです。いや、間違いというか、いきなりガントチャートを書くのは無理です。
工程表/ガントチャートを作る前に、先の WBS と PERT図が出来てないければ、ガントチャートで時間軸を付けられません。

時間軸を加えるこということで、先の並列/直列な作業が割り振れます。
工程の日数はボトムアップ的にファンクションポイント法なので、設定してもよいのですが、「プロジェクトを期日内に完遂する」という目的が多いIT業界の場合には、どちらかといえば、完了日から逆算したほうが便利な場合があります。

ここで、

・実際に作業にかかる日数(ファンクションポイント法など)
・作業に掛けられる日数(工程表にて)

の2つの日数がでます。マイルストーンなどがあれば、この工程表に入れます。
そして、この2つの日数をすり合わせます。

近寄らないようであれば、どちらがが間違っています。

■工程表を修正する

これは手書きのノートにはないのですが、工程を作成したときのバッファの考慮します。いわゆる「保険」です。
安全性を考えた(未知のWBSや、見積もりミスなどを含める)場合に、このバッファを使いますが、CCPM(クリティカルチェーン プロジェクトマネージメント)では、プロジェクトバッファという手法を使います。

プロジェクトバッファの手法を使うときに注意しないといけないは、

・クリティカルチェーンを随時観察する。
・作業実績が随時観察できること。
・工程表が柔軟に変化できること。

が必須になります。
ここで、大抵のガントーチャート型のプロジェクト管理ツールは、工程表の引き直しが非常に手間です。ここの部分、アプリケーションの貧弱さにプロジェクト管理が引っ張られてしまうという「道具のまずさ」に関わってきます。道具に縛られるという感覚ですね。

なので、人間の頭にある感覚をツールに映し込めるという、道具が別途必要になります。

■進捗をマネジメントする

工程表に従い、進捗を管理します。このときに、各工程に遅れ/進みが入った場合は、迅速に工程表を修正します。あるいは、工程表を修正する手間が膨大であるならば、「クリティカルチェーンが変わらない限り工程表を修正しません」。

この2つは一見矛盾するように見えますが、実は、進捗管理のコストを考慮したものです。
つまり、管理コスト/マネジメントコストを考えたとき(金額に直した時に)、

・管理コストが非常に安く(プロジェクト費用の1割以下など)場合には、工程表を変えて、現実から未来像を再構成します。
・管理コストが非常に高い(プロジェクト費用の1割以上など)場合には、実績の監視を重視して、工程表とのずれを無視します。

現状では、「管理コストが高い」のが常です。これは、おそらく、ホワイトカラーの生産性の悪さに関わる問題なので、ここでは議論しませんが、ガントチャートを細々と弄っているのが進捗管理だと思っているのであれば、それは間違いです。そういう場合には、未来構成をするための予定工程表と、現実を把握するための進捗管理を別に行うのがよいのです。

で、本来は「管理コストを非常に安くする」のが、プロジェクト管理の理にかなっているので(と、ドラッカーも言っているよ)、このあたりのマネジメントを現状のIT業界は考え直す必要があるでしょう。

~~

ってな話を、.NETラボの勉強会でお話ししようと思います。興味がある方は土曜日にお会いしましょう。

申し込みは http://dn-lab.net/tabid/115/Default.aspx  から。
# 今回は人数が少なそうなので、飛び込みも歓迎です。

そんな訳で、プレゼン資料はこれから作るんだよ~。

カテゴリー: プロジェクト管理 | 2件のコメント

データベース初心者の基礎知識を開始

linuxジャパンの水口さんのお誘いから、データベースの教育サイトを作り始めました。

データベース初心者の基礎知識
http://www.db-beginner.com/

教育サイトなので、ひとまず、資格を取ることが目的。
oracle 11g の bronze と silver を目指して勉強する方の指針となれば、ということで書き始めています。

私自身は、プログラミングの方が主体なのですが、自分の次の目標として、

・ひと通り oracle の DBA 機能を捉えておくこと。
・同じ機能を mysql から探し出せること。
・同時に sql server から探し出せること。

として、各々のデータベースを比較できるようになることを考えています。
勿論、ベースは「開発/設計者」にあるので、IT技術者としてIT技術を道具として持っておく、という感覚です。

同時に linux 大学
http://linux-u.com/

のコンテンツも作成します。こちらは会員制で「現在各種コンテンツを鋭意作成中!」ってことで、まだまだ月額費用にはたしていないかな、という具合ですが、データベースの構造などを中心に作成していく予定です。
さて、私のほうは microsoft の .net が主体、水口さんのほうは linux が主体。私のほうはプログラミング主体、水口さんは運用管理主体です。
一見、接点が少ないように見えますが、営業的に考えれば同じ技術を持っている人が集まるよりも、異なる技術を持った人が集まる方が窓口が広く取れます。似たところでは、LLP(合同会社)があり、それぞれの専門家が集まってひとつの会社を作る形式があります。これも営業の一本化、内部的な仕事の割り振りが基本原理にあります。

このLLP方式ですが、大切なのはそれぞれの人が独自に動けることが前提です。つまり、経営者/雇用者の関係の場合は駄目で、経営者同士、専門家同士でないとうまくいきません。専門家(スペシャリスト)の場合、営業範囲が限られてしまうため、手を広げること、あるいは仕事そのものを取ってくることが難しいものです。ですが、このような専門家を幾人かあつまる、かつ、技術が異なる人が集まる場合には、集団としての窓口を広げられます。同時に、会社とは違い、雇用的な「待ちの人」がいなくなります。

実は、似たような話は、以前(3年前だったか)、いたばし起業塾の駒林さんから聞いた「ネットワーク」にあります。最近はやりである「ソーシャル・ネットワーク」の根底にはこの思想があるのですが。ネットワーク・ビジネスという言葉が、ねずみ講とイコールとなっていて(まあ、私的に見るとイコールですね)、現在では印象がよくありません。

ま、政治的な話は別にしておいて、水口さんには頑張って貰わないと(笑)。当然、こちらはこちらで手を広げるということで。

カテゴリー: 開発, 起業塾 | 2件のコメント

品質工学(タグチメソッド)

土曜日に仕入れた情報から「じゃあ、田口玄一」も入れましょう、ってんで調べてみました。品質工学、タグチメソッド、Taguchi Method で検索ができます。

田口玄一
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E5%8F%A3%E7%8E%84%E4%B8%80
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%81%E8%B3%AA%E5%B7%A5%E5%AD%A6
http://en.wikipedia.org/wiki/Taguchi_methods

品質関係については、実はQCのデミング博士しか知りません。テスト工学については「ソフトウェアテスト技法」が一冊手元にあるだけで、あまり詳しくはありません。が、直交テスト、網羅テスト、ブラックボックス、ホワイトボックスなど、ひと通りものは押さえています。あと、シックスシグマに関係する管理図の話とか。

で、件の品質工学について少し調べたのですが、彼の云う「オフラインテスト」が設計による品質の作り込みにあたります。この「設計による~」の部分は、

・製造工程における、品質を均一化するための設計 → オブジェクトクラスの粒度
・製造工程における、テストしやすい環境構築 → 単体テスト(UnitTest)

に通じます。モジュール化、コンポーネント化にも対応します。コンポーネント化に関しては、swebok にも記述があります(まあ、swebok については、知識体系として覚えておくとベターという感じで)

逆に「オンラインテスト」をソフトウェア開発で対応させると、

・結合テストの実施
・システムテストの実施

にあたります。

このオンライン/オフラインの感覚を間違えると(ほとんど間違えているけど)、テスト工程に時間が掛かったり、バグ潰しに時間がかかり過ぎたり、はたまた納期に遅れたり、納品しても品質が悪かったり、ということになりかねません。

なので、「じゃあ、タグチメソッドも追加しよう」ってなわけですね。喰断かもしれないけどね。

カテゴリー: 設計 | 8件のコメント

ガンダムvsガンダム NEXT PLUS が来たよ

amazonで予約していたガンダムvsガンダム next plus が来ました。

<001>
20091204_01

というか、まだバトルユニバース(だっけ?)をやっている途中なんですけど(笑)。
アーケードゲームのほうは、結構前からやっています。この歳でこの手のアクションゲームができるとは、10年前は思ってもしなかったけど、できますね~、まだまだ。動体視力は落ちている気がするけど、「経験と勘」が勝敗を決します(と言っておきます、一応)。

そんな訳で、これで何をするかと言うと「遊ぶ」のは当然なのですが、もう少しプログラマらしいことをやります。

■動体認識

PS2/PSPのゲームで、動体認識をやります。1年程前から考えていますが、ガンダム無双や、対戦型のガンダムゲームを使って、機体を認識させます。
夏頃に論文などを漁って、本をかき集めて、できそうな目途は立って来ました。
ここで、普通の動体認識(人や自動車)とは違うのは、以下の点です。

・特定の機体だけでなく、複数の機体(ガンダム無双)をいっぺんに認識
・量産ザクとシャアザクの違いを認識(色認識)
・ガンダムシリーズの場合、微妙な違いを認識させる(ガンダム RX-78 と MarkIIとか)。特徴の抽出。

これが出来ないと、ガンダムの認識はできませんねw

で、ゲームを使うと何が便利かというと、

・ビデオキャプチャをして何度も同じものが使える。
・プログラムの動きにより、同じものが再生できる(ゲームの場合は難しいけど)

なことが楽なのです。
ガンダム30周年に間に合わなかったけど、来年にかけて頑張っていくぞ!ってことで。

■対戦ゲームアルゴリズムの研究

対戦式のゲームアルゴリズムの代表格は、将棋なんですが、敷居が高いです。
もうちょっと簡単なところで、大富豪の対戦アルゴリズムもあります。

が、どうせならば、対戦ガンダムのアルゴリズムを作ります。
発想/構想自体は、5年前ぐらいからあるのですが、いまいち面白い対戦を思いつかなかったんですよね。当時は、ボードゲーム風なものを考えていたのですが、アクションがないと面白くないし、作る気も起らない。ならば、実際のアーケードゲーム、家庭用ゲームを対象にしてしまおう、というのが発想の根本です。

もちろん、デジタル式にして、完全にプログラムから制御できるようにするのもアリなんですが、それだと、色々と大変そうですよね(どちらが大変かは、よーわかりませんが)。
なので、アルゴリズム自体は、パソコンで組んで、実際にゲームを動かすのはゲーム機のほうです。

ですから、web カメラでゲーム画面を撮る、っていのが根本にあるわけですね。

■ゲームコントローラを動かすロボット

そうして、どうやってゲームコントローラを動かすのかというと、ロボットアームを使います(笑)。コントローラを分解して結線を変えたほうが楽なんですが、どうせならばロボットを使いたいじゃないですか!?

どうやら、サーボモータも小型化しているし、ロボット系の制御も充実してきているので、この手の反射神経を要するゲームにも応用ができそうです。
バトル系の二足歩行ロボットは、腕を振り回す、足を上げる、ってな感じですが、このロボットは○ボタンや×ボタンをぱこぱこ押します。同時押しや、ジョイスティックも動かします。
こうすると、ゲームアルゴリズムとは違って、制御系のロジックも必要になります。制御関係もロボトマさんを始めとして、いろいろあるので、かなりいけそうです。
この3つを組み合わせて、はじめて「対戦ゲームができるロボット」ができます。
まずは、近々の目標、動体認識からやらないとね。

カテゴリー: 雑談 | ガンダムvsガンダム NEXT PLUS が来たよ はコメントを受け付けていません

’09国際画像機器展

’09国際画像機器展 に行ってきました。
http://www.adcom-media.co.jp/ite/

<005>
20091203_05

目的は、画像関係の市場調査/技術調査です。できれば、工場の検査でつかうカメラの選定。あと二足歩行ロボットに適したリモコン用のカメラの観察、と言う感じです。

私的メモとして、お話させて頂いた名刺を列記します。

構造計画研究所 可視化ビジネス部 画像計測ソリューション部
http://www.kke.co.jp/
株式会社ディテクト
http://www.ditect.co.jp/
株式会社エーディエステック イメージング部
http://www.ads-tec.co.jp/
株式会社アド・サイエンス
http://ads-img.co.jp/
株式会社アバールデータ イメージング部
http://avaldata.co.jp/
株式会社アルファプロジェクト 開発・技術部
http://www.apnet.co.jp/
株式会社ビルドシステム 制御システム開発部
http://www.buildsystem.jp/
株式会社ファースト
http://www.fast-corp.co.jp/
株式会社朋栄
http://www.for-a.co.jp/
株式会社リンクス 画像システム事業部
http://www.linx.jp/
株式会社リコー 電子デバイスカンパニー
http://www.ricoh.co.jp/LSI/
株式会社クラボウ エレクトロニクス事業部 電子応用システム部 色彩応用システム課
http://www.kurabo.co.jp/el/

工場の製品検査機器については、色々あることを知って非常にためになりました。国内シェアだとキーエンスが圧倒的なんですが、他社も色々あります。これを知れただけでも、私には十分収穫です。
「検査するサンプルを持って来ていただければ、こちらでテスト検査をしてみます」という話も頂きました。機器検査用もテスト用に貸し出して頂けるという、ありがたい言葉も貰えました。

製品検査、画像処理でキーワードになるのは、

・カメラをどうするのか?
・画像の前処理をどうするのか?
・検出回路をどうするのか?
・検出フローをどう作るのか?

なところです。
カメラに関してはレンズもそうですが、CameraLinkで繋げるか、最近はUSBやilink/IEEE1394を使うかという伝送速度の問題があります。基本は直結がいいらしいのですが、工場の状態やパソコンの置き場所を考えると、長いケーブルがあると便利ですよね。ただし、画像処理部分と、不良品検出/警告上げのディスプレイのPCとは別になるでしょうから、有線/無線LANを含めて、柔軟なネットワークを組みたいものです。

画像の前処理(差分/強調/二値化など)については、

・FPGAボード(VHDL言語などで組む、デジタル回路設計)
・ソフトウェアで実装

の2種類があります。
私は、ソフトウェア屋さんなので、後者しか知らないのですが、VHDL言語を操れるようになれば、ハードを半田で作らなくても自作が可能になります。
ソフトウェアのほうですが、最近は画像処理関係が OpenCV といてオープンソース化されています。以前、Intel 社が画像処理ライブラリを公開していましたが、それの後継になります。

OpenCV
http://opencv.jp/

<006>
20091203_05

画像前処理のほとんどは入っているんじゃないでしょうか。C++で扱うために、VB/C#の技術者には敷居が高いのですが、確か.NETのラッパーもあったはずです。そうそう、前処理だけならば、.NET版の DirectX を使うと便利です。

# ちなみに、私は c++/c#/vb 技術者なので、何でも ok。

そのあとの動体認識、特徴点抽出、物体の特定に関しては、ソフトウェアの分野になります。動体処理については、チップが出てきているようですが、個人的に開発した物件には物足りません。なので、このあたりは自作ですね。
工場検査のほうは、見た感じお任せしたほうは早いかなぁという気がしていますが。

■二足歩行ロボットへの応用

現在、障害物の検出は超音波によって行うのですが、これだと物体のある/なししか分かりません。大きいロボットの場合は、カメラを積載するのですが、ロボトマなどで扱っている小型のものだと、そう大きいものは無理だし、解像度も web カメラ以上は難しいでしょう。
なので、

・web カメラを2個積んで、Z軸を検出
・二足歩行特有のブレに背景を追随(特徴点抽出によるマッピング)

あるいは、

・外部カメラにて撮像
・二足歩行ロボットにマーキングをして、位置/方向を確認

このあとで、コントローラでロボットを制御する、という仕組みを考えています。
Z軸系のサンプルを見たのですが、結構いけそうですね。

■ラジコンカーで標識を認識

電車の車載カメラで標識を認識することができるので、同様に車の場合も可能です。
その前哨戦として、ラジコンカーに web カメラを載せて、標識を認識できないかな、と。
車の場合、電車とは違って振動が大きいのが常です。レール上であれば安定性が高いのですが、車/ラジコンカーだとでこぼこがあると、標識に追随できません。

なので、二足歩行ロボットと同様に、動画から背景の特徴点を取って、マッチングさせます。その後で、標識に対してはテンプレートマッチングをします。動体(人など)に対しては、背景の差分を取って、動体をチェックしたのち、物体を特定すればよいかな、と。

そんな訳で、勉強/開発中だったりします。

カテゴリー: 開発 | 2件のコメント

「100年に1度の不況とどう向き合うか」山口義行

立教大学経済学部教授 山口義行氏の講演に行ってきました。
http://www.itabashi-kigyou.jp/seminar_sougyou.html

ワタクシ、テレビを見ないので山口氏が、どれだけテレビに露出しているのか分からないのですが、竹中平蔵氏を随分とライバル視していたのが印象的です。

# 実はワタクシ、板橋区創業支援ネットワークの専門員、という席があって、な~んにもしてないけど、一応席があります(苦笑)。4年前ぐらいから事務局長の中嶋さん、や駒林さんにはお世話になっています。途中、とある事情で2年間ぐらい中が抜けていますが。近いうちに「板橋シリコンバレー化計画」でお話をさせて頂きたいなぁ、と妄想/空想/想像/発創したりしています。

<001>
http://www.itabashi-kigyou.jp/seminar_net.html
20091203_01

そんな訳で、聴衆80名中、半分以上は銀行関係?(多分、城北と西京)あとは中小の経営者の方でした。
内容をざっと列記しておくと、

・サブプライムローンがどうして日本の中小企業に関係するのか?
・今度は、MBS/CMBS(商業不動産担保証券)が危ない。
・来年には、CMBSの借り換え時期があるので、アメリカは二番底
・CMBSの規模は700兆円に上り、リーマンショックどころではない。
・REIT/J-REIT(不動産証券化商品)も危ない。
・ガソリン自動車が電気自動車になると、部品点数が2万か1万に減るので、下請けの部品会社が危ない。
・そんな訳で、
 価格競争にならないように、価値競争をする。
 人と企業を「つなぐ」
 何を売るのか?誰が買うのか?を常に「問う」
・そんな訳で、
 Small Sun を立ち上げたので、月2,000円で会員になってね。

<002>
http://www.smallsun.jp/
20091203_02

な流れでした。最後は、宣伝なのでまあ脇に置いておくとして。

# 難を言えば、月2,000円を年間24,000円先払い、途中退会で会費を戻さないのはどうかと思う。このあたりは、この面子だからなのか?

宣伝/この株式会社の形態は別として、私としては、アメリカの証券会社の儲け方、金融商品の中身の怪しさ、が明確になったので「良し」とします。

サブプライムローン/リーマンショックの原因となった金融商品については、

日本のCMBS、J-REITがなぜピンチか?
http://tennisnotsubo.blog75.fc2.com/blog-entry-74.html

が参考になります。2007年11月の記事ですが、既に危うさを知っている人は知っていたという感じです。

1.アメリカの住宅貸金が、サムプライムローンを始めた。
2.抵当/徴収権を、アメリカの証券会社に売ることを思いついた/誘われた。金融商品にした。
3.アメリカの証券会社は、日本やヨーロッパの銀行に金融商品を売った。利鞘を稼いだ。
4.日本の銀行は、買った金融商品を保持している。
  つまり、アメリカの移民/低所得者の借金を取り立てる権利/債権者となった。
5.おおもとの、サムプライムローンを支払う人(移民/低所得者)が払えなくなった。
6.なので、日本の銀行にある金融商品の価値が下がった。
7.銀行の自己資本率8%を守るために、貸し出しを制限する必要があった。
8.中小企業に貸している借金の取り立て、貸し渋りを始めた。

というわけで、風が吹けば桶屋が~、という流れで、アメリカの移民と日本の中小企業がつながります。途中、お金が何処になくなったのか?誰が利鞘で儲けたのか?というのは明らかで、証券会社が儲けました。

# このあたり、後で分かりやすいように図にしましょう。

というわけで、この手の金融商品は全部同じリスクを持っています。

それが、

・CMBS(商業不動産担保証券)
・REIT/J-REIT(不動産証券化商品)

だそうです。

この「債権」を「金融商品」に化けさせる、っていのがミソですね。日本の銀行は、ここ数年でサラ金会社と証券会社を買収/合併させましたから、ほとんどの銀行がこのリスク/おかしさを持ち合わせています。

# だから、城北信用金庫とか西京信用金庫などの信用金庫だと違うのかな?このあたりはよくわからず。

「つなぐ」と「問う」の話は、

バーチャルシティ三河国
http://www.mikawabushi.jp/index2.html

<003>
20091203_03

な感じで、既存の商品をデザインしていきましょう。という話です。
ブランディングっていうことですね。

このブランド化については、

いたばし経営デザインフォーラム
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/022/022029.html

というのがあって、デザイン/ブランド力をつけましょう、ってのをやっています。
そうそう、忘れちゃいけないのは、

株式会社タニタ
http://www.tanita.co.jp/index.html

<004>
20091203_04

は板橋区に本社があったんですね。知らんかった。
「体脂肪率」は、ここの社長さんの発案、というか体脂肪を計測できる体重計ってことかな。

カテゴリー: 起業塾 | 「100年に1度の不況とどう向き合うか」山口義行 はコメントを受け付けていません

Flex 3 SDK をインストール

Flash を作るのに、高いツールを入れてもいいのですが、実はフリーの Eclipse 環境でも作れます。
まだ、インストールしている段階なので、タイムランやらアニメーションを作るのはしんどそうな感じはしますが、通常の業務アプリケーションっぽいものを作るのであれば、Flex 3 SDK + Eclips という組み合わせでも十分かもしれませんね。

# と書きましたが、現在の私は Siverlight + Expression Blened 3 で作っている訳で。試しに Flex Builder 3 Standard (3万円)もやってみないとね。

【速報】RIA構築ツールFlexは最新版 Flex 3 でここが変わった
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080229/295083/

Flex 3 SDK リリースノート
http://www.adobe.com/support/documentation/jp/flex/3/releasenotes_flex3_sdk.html#installation
How to uninstall the Adobe Flash Player plug-in and ActiveX control
http://kb2.adobe.com/cps/141/tn_14157.html
  # デバッグ用の Flash Player を入れるので、現在の Flash Player をアンインストールする必要あり。
そういえば、CakePHP祭りだったか「Siverlightってオープンソースなの?仕様は公開されているのか?」という質問をされました。Flex/Flashのほうは、オープンソースとして公開されていますね。

Flex SDK
http://opensource.adobe.com/wiki/display/flexsdk/Flex+SDK;jsessionid=A862C0A24BC442A2CDFFAF239246C2DF

silverlight のほうは、オープンソース化されていませんが、.net framework 上で動くので mono 上でも動きます。
で、.net framework のランタイム仕様と、C#、C++/CLI は ECMA で公開されているので「仕様が公開されている」ってのは確かです。実際、mono はそれをベースに作っているわけだし。

ECMA C# and Common Language Infrastructure Standards
http://msdn.microsoft.com/en-us/netframework/aa569283.aspx

なので、OSSを標榜こそしませんが、作ろうと思えば可能なわけです。ランタイムの作り方としては、.NETの場合、Javaのほうが似ているので、Flash/Flexと単純比較はできませんが。
ただ、Flash/FlexとSilverlightはRIA(リッチ インターフェース アプリケーション)ってことで、デザインセンスのあるアプリケーションがどれくらい簡単に/想像通りにできるか、という実現性に重きがあるので、比較対象としては、Flex Builder、Flash cs4、Expression Blend 等の比較、または、これらの無償版ができるかどうか、にかかっていますね。

ちなみに flex 3 sdk を使ったフリー環境があるそうです。

フリーのFlash統合開発環境 FlashDevelop (+flex 3 SDK)を入れてみました
http://sothis.blog.so-net.ne.jp/2008-03-26
FlashDevelop
http://www.flashdevelop.org/wikidocs/index.php?title=Main_Page

# この環境、.NET Framework 2.0上で、Flex 3 SDK を使う、という mix 環境です(笑)

サンプルをビルドすると、コマンドラインでビルドします。

<001>
20091130_011

しばらく経つと、ビルド完了。
でもって、サンプルは配下に出来た「explorer.swf」を実行します。これは「C:\flex_sdk_3.4\runtimes\player\win\」配下にある、ビューアを使って開くと便利です。

<002>
20091130_021

そんな訳で、Flex SDK を使ってビルドできるまでは完了。次回は、Eclipse で編集しましょう。

カテゴリー: 開発 | Flex 3 SDK をインストール はコメントを受け付けていません

板橋のいっぴんフェア

地元振興の一環として、板橋のいっぴんフェアに行ってきました。

そんなわけで、再び写真を撮りまくって「ポラロイド風silverlight」へアップ。
ツールは Excel を活用(笑)

<001>
20091130_01

板橋のいっぴんは今年で7回目だそうで、最初は板橋区の旗振りで始まったものが、民間の板橋いっぴん会に移管になったものです。昨今、商店街が「シャッターアーケード化」して久しいのですが、板橋区においては、それなりに持ち直しているのか、それともまだまだ難しいところが多いのか。少なくとも、板橋のいっぴんについては、銘菓が集まるってことでなかなか盛況です。

そういう訳で、いっぴん会の会長さんにもお話をして来ました。板橋起業塾で集った仲間で0円で商店街用のサーバーを立ち上げようという企画です。私が silverlight 担当、もう一人が CMS(Joomla!)担当ということで、

http://www.trainta.jp/

<002>
20091130_02

で商店街サイトの準備をしています。
通常、開発費用、CMSの設定、サーバー費用などが掛かって、初期費用を100万円ってのが相場なんでしょうけど、身内なので0円です。それぞれ、個人事業主/会社持ち、ってことで余った時間を使っています。
# 私においては、執筆の合間というか、結構自由な時間を作って手を掛けています。

joomla!に関しては、ver.1.5 から内部で MVC モデルを適用しています。CakePHP とは微妙に違う(?)かもしれませんが、ソースを見る限り応用が利きそう。プラグイン/コンポーネントを徐々に追加していく予定です。

そんな訳で、板橋区の商店街の会長様/店舗様、これからお世話なりますので、よろしくお願いします!

カテゴリー: 起業塾 | 板橋のいっぴんフェア はコメントを受け付けていません

ASP.NET MVCは使えるのか?(その2)

その2、というよりも、使っている方/詳しい方が居たので、リンク。

はじめてのASP.NET MVCでのお仕事、の感想とか
http://d.hatena.ne.jp/machi_pon/20090903/1251946977

なるほど、

~~~
後発な事もあって、MVC系のフレームワークとしてはわかりやすくて良い感じですよね(・∀・)
LL系のAfter Railsなフレームワークとかと比べても。*
~~~

ってな訳ですね。
MVCモデルが先行しているのではなくて、Rails のフレームワークの後発として ASP.NET MVC がある、というのならば納得です。こうなると、設計思想としての「MVCモデル」から外れて、実装としての「MVCモデル」が出てきます。

・Viewを切り離す。
・Modelの単体試験が可能

ってなのが私的にはポイント。

# machi pon さんは山梨の方なんですね。

以上、覚書として残しておく。

カテゴリー: 開発 | ASP.NET MVCは使えるのか?(その2) はコメントを受け付けていません