10年以上前から、ずっと使い続けているソフトがクリップボード履歴 QTClip です。
クリップボード履歴 QTClip
http://www2k.biglobe.ne.jp/~araken/qtclip.htm
もっと、良いソフトがあるのか無いのか、よくわからないのですが、私の使い方だとこれで十分なのです。
主な使い方としては、
- 複数の履歴を持つ。
- 履歴は、テキストで十分。
- ショートカットキーで履歴ページが起動
- あるフォーマットで、日付を挿入(2010/07/26あるいは、20100726とか)
- 小さなランチャーとして使える。
な、ところですね。
何故、こんなに長く使っているかを少し説明すると、
- 複数の履歴を持つ。
は、クリップボード履歴ツールの必須機能なので、これは必要なのですが、
- 履歴は、テキストで十分。
これがクリアできてないと、リッチテキストエディタや、画像ツールとの組み合わせで変なことになるのです。
便利なのが、テキスト形式しかできないという弱点はありますが、ひっくり返すと、一発でテキスト形式に変換されるのです。
そうですね、Wordのコピー機能を使うと書式もコピーされてしまうので、「形式をなんちゃら」で貼り付けるわけですが、これが、QTClip だと、なまじHTML形式やらRTF形式対応していないので、テキスト形式で張り付けられちゃう。これが、かえって便利です。
- ショートカットキーで履歴ページが起動
一時期、WordやExcelで過去のクリップボード履歴が表示されるものがありましたが、あれはちょっと不便。常にクリップボードが表示されるというのは、文章書きに集中できないのです。なので、一定のショートカットで呼び出すのがいいのです。
- あるフォーマットで、日付を挿入(2010/07/26あるいは、20100726とか)
- 小さなランチャーとして使える。
エディタ自体に、フォーマットを埋め込むマクロがあったり、小さ目のランチャーソフトもあったりするのですが、エディタの外側にこの機能があるとちょっと便利です。
ちょっと前まで
- EmEditor + QTClip
- sakura エディタ + QTClip
の組み合わせで使っていることもありました。
そうすると、エディタのマクロ機能を使って、というよりも、自前の QTClip で貼り付けをして、ってほうが楽だったりするのですよ。複雑な変換は、perl スクリプトを組むのが常なので、ちょこっとしたもので OK。
改行だけの行は無視される
– だけの行はセパレータ
> が先頭にある行は階層化する
*T テキスト履歴(&T)
*C クリップボード履歴(&C)
日付 YY/MM/DD(&D) \Y/\0m/\0d
日付 YYMMDD(&F) \Y\0m\0d
*EX メモ作成(&M):wscript D:\work\blog\memo\0meme.vbs
*E NOTEPAD “%1”
私の使っている設定は、こんな感じで非常にシンプルです。ショートカットは、QTClip に敬意を表して、Alt+Q を使っているので、
Alt+Q D とか、Alt+Q F とかで、日付が簡単に入れられます。
Alt+Q M だと新しいメモを NewQX で開くとか。
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